四国・剣山~三嶺(みうね)縦走!

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年10月18日 (土)~2014年10月19日 (日)
メンバー
天候
2日とも快晴!
コースタイム
■1日目(10/18)
見ノ越登山口→56分→リフト西島駅→22分→大剣神社→18分→剣山頂上ヒュッテ→7分→剣山→96分→丸石→26分→丸石避難小屋→48分→高ノ瀬→92分→平和丸→34分→白髪避難小屋→45分→カヤハゲ→60分→三嶺 ※三嶺ヒュッテ泊
※歩行時間 8時間24分

■2日目
三嶺→127分→名頃登山口
※歩行時間 2時間7分
コース状況
■見ノ越登山口~剣山~丸石~高ノ瀬~白髪避難小屋
緩やかなアップダウン。景色よくとても快適です。
高ノ瀬の登りがやや急な岩場ですが、大きな危険はありません。

■白髪避難小屋~カヤハゲ~三嶺(みうね)~三嶺ヒュッテ(避難小屋)
標高差100m以内のアップダウンが2つあります。
三嶺直下の登りがかなり急なのでバランスを崩して滑落しないよう注意。
【注意】
昭文社の地図には三嶺小屋のすぐそばに水場があるように見えますが、実際は15分ほど下った崖のところに水場があります。

■三嶺ヒュッテ~名頃登山口
緩やかな樹林帯の尾根道。
展望はありませんが、急な坂はなく、快適に歩けます。
難易度
Google Map

より大きな地図で 剣山・三嶺縦走 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

2年前に初めて四国の剣山に登ったとき、剣山から西へ伸びる美しい緑の笹の稜線を見て「いつか三嶺まで縦走したい」と思っていました。
「三嶺(みうね)」
山の名前とは思えない不思議な山名です。
語源は「3つの畝が連なっているように見えるから」ということです。

剣山から三嶺まで稜線がつながっていますが、それがL字になっており、剣山から西へ向かうと、三嶺の山頂とこれから歩く道をずっと眺めながら歩くことができます。
大きなアップダウンはないのですが、距離が長く1日で踏破するのは走らないと困難です。

■今回の行程------------------------
【1日目】
見ノ越~剣山~丸石~高ノ瀬~カヤハゲ~三嶺
※三嶺ヒュッテ(避難小屋)泊まり

【2日目】
三嶺~名頃
※名頃から見ノ越までバスで戻る
---------------------------------------

数日前に剣山山頂で霜が下りた、というニュースを聞いて、防寒対策をしっかりとしてきました。
シュラフはエア810。ダウンパンツも。
そのため、かなりの重量に。
ただ、三嶺の避難小屋は快適だったので、暑いくらいでした。

剣山~三嶺縦走。
これだけ絶景を眺め続けながら長距離を縦走できるルートは他にはないのではないでしょうか。
三嶺から西にもまだまだ快適な道が続いています。
今度はそこも歩いてみたい。
冬の雪が積もった三嶺も美しそうです。

フォトギャラリー

剣山から三嶺へ続く美しい稜線。これを歩きたかった!

7:25。階段を登って出発!

9:10。西日本第2位の高峰・剣山です。1955m。登り口の標高が高いのでそれほどしんどくないです

美しい稜線を三嶺に向かって歩きます。左のお山は次郎笈じろうぎゅう)

緩やかにアップダウンして丸石へ向かいます

10:55。丸石(1683.8m)到着

次のピーク、高ノ瀬(こうのせ)が見えました。

高ノ瀬から1時間ほど歩くと再び美しい稜線が現れます

野球ができそうなくらい広くて平坦な笹の原っぱです。正面に三嶺。

14:25。白髪避難小屋に到着

振り返ると、ずいぶん遠くまで歩いてきたなぁ。遠くの2つのピークが剣山と次郎笈

リンドウがたくさん咲いていました

三嶺真あと4kmほど。ここからアップダウンが激しくなります

さぁ、ラストの登りだ

かなり斜度があります。後ろにひっくり返りそう

ここを登れば頂上だ

16:40。三嶺山頂!1893.4m 。ここまで休憩込みで9時間ほどかかりました。

翌朝、日の出です。

翌朝、朝日のオレンジ色に照らされる三嶺の山頂

名残惜しいですが、下山します

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部