金峰山(日本百名山)/山梨県【奥秩父山域】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年10月19日 (日)~2014年10月20日 (月)
メンバー
天候
1日目/晴れ後曇り、2日目/曇り
コースタイム
■1日目/川端下~金峰山小屋
川端下バス停⇒(60分)廻り目平⇒(180分)金峰山小屋⇒(40分)金峰山頂
■2日目/金峰山小屋~瑞垣山荘
金峰山小屋⇒(100分)大日岩⇒(30分)大日小屋⇒(40分)富士見平小屋⇒(30分)瑞牆山荘バス停
コース状況
特に難所はなく小屋泊デビューの方でも充分歩きやすい道が続きます。
金峰山頂の周辺は岩場まじりの道に変化しますので、足元のバランスを崩さずに歩く必要がありますが、難所という訳では全然ありませんので、おそらく楽しく歩ける範囲だと思います。
難易度
Google Map

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感想コメント

2年ぶりの金峰登山です。奥秩父の山域は個人的に大好きなところなので、今回は以前より興味のあった金峰山小屋に泊まり目的で、のんびりハイキングを楽しみました。

やはり台風の影響なのでしょうか紅葉は思ったほどではなかったのですが(それでも綺麗なレベルですが)、秋の紅葉シーズンもあり多くの登山客で賑わいをみせていました。他では人気クライミングエリアですからボルダリングを楽しむ人々も多くありました。

今回歩いた川上側よりの入山ルートは歩きやすく、前回歩いた瑞牆山からのルートよりは歩きやすい道でしたので、初心者の方でも安心して歩けますし、川沿いを進むので心地よい登山道になっています。
途中から五丈岩(金峰山にある大岩)が見えますので、ここまで来れば小屋もすぐの目標になります。
山頂の周辺は岩まじりの登山道に変化しますが、特に難所もなく、岩場が得意でなくてもゆっくり歩けば安心して歩けるレベルです。
五丈岩は眺めるだけでなく、登れる大きい岩になっていますが、こちらはクライミング技術が必要な場所になっています。かなり高度感もあるので自信のある方は挑戦されても面白いかもしれません。
自分は途中まで登りました。今回ルート取りが分からなく途中まででしたが、帰りにご存知の方のお話を聞けたので、機会があれば再挑戦してみます。

金峰山小屋は60人から70人規模の、小屋からの景色もよい好立地の場所に建っています。
ご飯も美味しく、快適に過ごせました。
朝ごはんの御粥も個人的には、山小屋らしいスタイルで良かったです。

帰りは瑞牆山に立ち寄る予定でしたが、天候が崩れそうな気配と、時間的な余裕もなく富士見平小屋の広場でゆっくり寛ぎつつ、お約束の増富温泉で疲れを癒しました。ラジウムの濃い源泉湯なので効用も高くオススメの温泉です。

金峰山は日帰りは厳しいですが初心者の方でも安心して歩ける山なので、山小屋デビューにもぴったりのところです。冬の時期は本格的な冬山になり経験が必要ですが、雪のない春から秋の3シーズンで是非おでかけしていただきたい良い山です。

レイヤリングは、日中の行動中は薄手のウインドブレーカーで調節しました。
小屋では基本的にフリース、消灯前や朝方では寒く感じたのでダウンジャケットを着用しました。
しっかりとした防寒対策が大切です。

フォトギャラリー

金峰山小屋にあったピッケル。いまになっては貴重なウッドシャフトは新鮮です。

JR小梅線で現地にアクセス。

川端下バス停から廻り目平まで舗装路歩きのアルバイト。途中小川山の岩峰が迫力をもって迎えます。

廻り目平はクライミングのメッカ。キャンプ場もありゆったりと岩登りを楽しめます。

ボルダー。

写真を撮りつつゆったりと歩きました。

小川のせせらぎと紅葉の彩りが旅に花を添えてくれます。

小屋の近くまで登ってくると、五丈岩が見えてきました。

金峰山小屋に到着。小屋より見る八ヶ岳連峰と瑞牆山が綺麗でした。

天候が悪くなりそうなので、その日に金峰山小屋に登頂しました。

五丈岩。途中まで登りましたが、ルート取りに自信が出なかったので最後まで登りませんでした。

読書の秋。

小屋の夕食はすごく美味しかったです。盛りつけも綺麗で素晴らしかったです。

朝食はお粥スタイル。好きなおかずを取ります。

小屋ではゆっくり過ごせました。

福岡のモマ笛。小鳥達としばらく会話?しました。

帰りは増富温泉に寄りました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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