【沢登り】白山　大白水谷

白山は沢登りのルートも割と多いのですが今回はその中でも比較的やさしい大白水沢に行ってきました。

技術的には特に難しい箇所はあまり無いですが、標高2702ｍの白山の沢だけあって遡行距離・標高差共にに大きく体力的にはかなりつらかったです。
途中、雨が降り出したので撤退も視野に入れて行動しましたがすぐに止んだのでそのまま遡行を継続しました。

事前に調べた際に、ほとんどの記録で沢がまだ半分ぐらいの地点で大倉山に抜けるルートを取っており、
白山山頂付近まで真っ直ぐ詰めている記録もどれも雪渓の残っている時期のもので最後は雪渓を歩いて稜線に出ていました。
今回この時期だと恐らく雪渓は残って無いけど自分たちはどうしようかと相談した結果、初めての白山の沢だしせっかく遠出するんだから真っ直ぐ詰めあがることになりました。
結論から言うとこれは止めておけば良かったです。
大倉山付近を過ぎるととたんに面白い箇所が無くなり標高だけはぐいぐいあげて行くという拷問のような内容で登山道に出た時には2人とも疲労困憊でした。
ただし、大倉山付近までは滝を直登したりへつったり高巻いたりと大変楽しい遡行でした。
2段15ｍ滝を高巻く際に下り道を見過ごしてしまい上がり過ぎて結果1時間ほどロスしてしまいました。

室堂ビジターセンターについてからは打って変わってのんびりと、夕日を眺めてお酒を飲み、翌朝はご来光を拝んでから下山。
駐車場のすぐ横にある源泉かけ流しの温泉に入ってさっぱりして帰りました。