ヌカザス尾根から三頭山、都民の森へ(東京都奥多摩町)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年01月14日 (水)~2015年01月14日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れのち曇り
- コースタイム
- 峰谷橋バス停→(5分)→麦山の浮橋→(20分)→三頭山登山口→(50分)→イヨ山→(40分)→ヌカザス山→(20分)→入小沢ノ峰→(15分)→鶴峠分岐→(30分)→三頭山西峰→(10分)→三頭山東峰展望台→(55分)→三頭ノ大滝→(15分)→森林館→(5分)→都民の森駐車場
- コース状況
- ヌカザス尾根からの三頭山は、有名な急登な上に枯葉の落ち葉で大量に覆われて、滑って登るのはかなり困難でした。登りにくい箇所に何本かロープが張ってあったのでそれを掴んで力で何とか登りましたが、ロープが無かったら敗退するところでした。。。鶴峠分岐を過ぎ三頭山西峰を細くトラバースする箇所が凍結しているので、チェーンアイゼンか軽アイゼン必須です。三頭ノ大滝への下りも凍結箇所が多く、アイゼン必須です。岩と氷のミックスで歩きにくいですがしぶとく凍結箇所が出てきます。アイゼンを脱ぐタイミングが難しかったです。
- 難易度
感想コメント
奥多摩三大急登のひとつにも挙げられることがあるヌカザス尾根からの三頭山。奥多摩三大急登は正式には決まってないようですが、下記のところが挙げられることが多いそうです。
・稲村岩尾根~鷹ノ巣山
・大休場尾根~本仁田山
・水根~六ツ石山
・馬頭刈尾根~大岳山
・ヌカザス尾根~三頭山
ヌカザス尾根。糠指尾根と書くそうです。名前は何だかかっこいいけど、滑って滑って登りにくさ100%で、本当に心がへし折れました。登山者には誰にも会わないし寂しさも最高潮で、オツネノ泣坂という坂のようですが、オツネじゃなくて私が泣きたいよと思いました。
ウールのベースレイヤーにゴアテックスアウタージャケット。ど汗です。風の無く気温もさほど低くありませんでした。天気は予報通り晴れのち曇り。三頭山山頂に着く手前から曇り出しましたが、それでも富士山は丸見え。すごい迫力でした。山頂でガスで焚いてランチでもしようかと思っていましたが、誰も人が居なくて寂しすぎたので、さっさと下りることにしました。帰りはムロクボ尾根から帰ろうなんて最初は考えていましたが、ヌカザスの滑りっぷりにやる気が喪失したので、あっさり都民の森へ下ることにしました。三頭ノ大滝へ下る途中でようやく第一パーティーに出会い駆け出したいほど嬉しかったです。一人で山には行くくせに、だれも登山者が居ないと寂しくて無理なタイプです。アイゼンの着脱のタイミングが難しくて、みんなで手こずりました。
都民の森は、冬季期間中は武蔵五日市駅までのバスがないので、帰りに寄る予定だった数馬の湯に電話して送迎をお願いしちゃいました。なんともありがたや。軽トラックで温泉へ。急登で大ダメージを受けた大腿四頭筋と下腿三頭筋をケア。数馬の湯が本当に大好きです。
帰りのバス、電車は大爆睡。足のトレーニングをしたい方は是非ヌカザス尾根を。楽しかったです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。