冬の奥秩父へ 展望の良い金峰山

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投稿者
丸茂 甲太
東武宇都宮店 店舗詳細をみる
日程
2015年01月28日 (水)~2015年01月28日 (水)
メンバー
町田店 アルバイト鈴木、他1名
天候
快晴
コースタイム
瑞牆山荘(40分)富士見平小屋(50分)大日小屋(30分)大日岩(70分)砂払ノ頭(90分)金峰山山頂(105分)大日小屋(30分)富士見平小屋(30分)瑞牆山荘
コース状況
○雪は瑞牆山荘駐車場から付いていました。駐車場からアイゼンを着けて歩けます。トイレは富士見平小屋と大日小屋にあります。大日小屋から大日岩までは急坂が続きます。大日岩では南アルプスと八ヶ岳の眺めが、砂払ノ頭ではそれに加えて富士山の眺めが素晴らしいです。
○砂払ノ頭から森林限界となり稜線に出ます。千代ノ吹上ではほとんど風は吹かなかったです。山頂手前では風が強くなりました。山頂からの下山時も稜線では風が強かったですが、砂払ノ頭まで下りればあとは樹林帯のため風の影響は感じません。
○今日は樹林帯の途中で付いていたトレースがなくなりました。稜線でも消えていたので、トラバースの所はラッセルとなり大幅に時間がかかりました。稜線の山梨県側は雪庇があるので注意して下さい。
難易度
Google Map
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感想コメント

冬の金峰山へ登ってきました。奥秩父の盟主であり、日本百名山の一つでもある金峰山は
とても展望に優れた山です。今回は天気に恵まれその大展望を余すことなく満喫できました。

大日岩から先、樹林帯の上りが長く感じました。もうすぐ稜線か、と思いきやなかなか
稜線には出ません。ストックでここまで登りましたが、砂払ノ頭手前の急坂でピッケルに
持ち替えました。やっと砂払ノ頭に着くと、周囲の景色が一望できます。
ここから先は山頂まで風を遮るものがないので装備の見直しをしました(オーバーグローブをする、
ネックゲイターをする、など)。もし強風であればここでバラクラバを装着した
方がいいです。

月曜・火曜と雪が降った上に誰も入っていないらしく、トレースはなくなっていました。
稜線のため道迷いの心配はありませんが、尾根のピークが岩稜なのでその
左側を巻いて進みました。雪が太ももまで潜り、さらに一番深い所で腰まで潜りました。
雪の下に岩が隠れている箇所が多く、アイゼンを変にひっかけないように注意しました。
山頂すぐ手前のなだらかな場所は雪が締まっていて沈まなかったですがここまでで思った以上に
時間を費やしました。

下山時はトレースを忠実にたどって下りたので早く下山できました。
砂払ノ頭まであっという間に着いた気がしました。ここから下はずっと樹林帯。
万が一山頂で悪天候になりそうな時でも、砂払ノ頭まで下りてくればとりあえず一安心です。
下山途中でピッケルをしまい、再びストックを使って下りました。
今回のコースはやや長いコースでしたが、登山道や周りの景色・雰囲気が変化に富んでいて
楽しめました。展望が素晴らしい金峰山に登ることができて良かったです。
奥秩父の山々の魅力を再確認できました。
下山後に離れた場所から眺めた雪をかぶった金峰山と、
要塞のような姿をした瑞牆山が印象的でした。

フォトギャラリー

金峰山の山頂を目指して!

富士見平小屋

大日小屋方面へ進みます

大日岩から、南アルプスの展望

左の峰々は八ヶ岳です

このあたりでトレースが消えました

砂払ノ頭から、富士山の展望

大展望が広がります

お天気最高でした

この構図、気に入っています

稜線歩きは大パノラマの中で

山頂目指します

後ろに瑞牆山が見えます

千代ノ吹上からの富士山

左上に五丈岩、右に荒々しい千代ノ吹上

ノートレースの道。その先に山頂

自分たちでトレースをつけました

五丈岩が目と鼻の先に

山頂に到着。五丈岩が迫力あります

左が瑞牆山、右が金峰山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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