剱岳 早月尾根

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2015年08月18日 (火)~2015年08月19日 (水)
メンバー
単独
天候
1日目曇り 2日目晴れのち曇り
コースタイム
1日目 馬場島(50)松尾平(95)1600m標識(55)1920ピーク(75)早月小屋
2日目 早月小屋(75)2600標識(100)劔岳(120)早月小屋(180)馬場島
コース状況
•1600標識までは急登と平坦な道が交互に出て来ます。その後急登が連続、1920ピークから早月小屋までは少し楽になります。
•早月小屋から山頂までの間に、新しく作られた道がありました。まだあまり踏まれていないようで、滑りやすいです。もとからある道は通行止め。ガスった時に迷い込まないよう注意が必要です。
•岩場の通過は3点確保で慎重に。浮いたホールドに注意!けっこうぐらぐらするのがありました。
•尾根上には小屋も含め水場はありません。馬場島で汲んで担ぎ上げるか、小屋でペットボトルを購入する必要があります(500㎖400円、2ℓ900円)
難易度
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感想コメント

北アルプス三大急登である早月尾根から劔岳に挑んできました。

1日目は馬場島から早月小屋まで。
馬場島荘の水場で翌日分の水2ℓを汲んで歩き出します。
有名な「試練と憧れ」の碑を過ぎるといきなり階段の急登が。階段は歩幅が合わないと歩きにくく苦手です。
1000mからは登りも緩み、「これなら飯豊の方が急登だな、ワハハ」などと歩いて行くと、ついに早月尾根が本気を見せました。木の根やガレ場の急登が次々に現れます。きついきつい。これが試練か…と思いながら何とか早月小屋に到着。早速テントを設営。
ビールを飲みながら米を炊き、カレーライスを食べてとっとと就寝しました。

さて2日目。いよいよ劔に挑みます。
パンとスープでささっと朝食を済ませ、日の出前に歩き出します。
雲海に浮かぶ白馬岳など眺めながらゆっくり登って行くと、2800m標識あたりから北アルプスらしい岩場が始まります。
噂のトラバース地点に足場として設けられたボルトなど難所が続き、久方ぶりの岩陵に四苦八苦。帰ったらサボリ気味のボルダリングに精を出そう!と誓いました。
室堂方面からの道と合流するといよいよ山頂は間近。辿り着いた憧れの劔岳は絶景を用意して待っていてくれました!雲海に浮かぶ北アルプスの山々、そして槍ヶ岳まで見えました。
さてのんびりしてもいられません。今日中に馬場島に下らねば。
小屋まで降りてテントを撤収。そこからつらい下りの始まりです。急登は登るより下る方がつらいと思いますが如何でしょうか。馬場島までの道はひどく険しいものでした。

今回このつらい尾根を日帰りする方々に出会いました。超人というのはいるものですね。

フォトギャラリー

剱岳の岩場はでかいです。

馬場島荘の水場。給水はここで。トイレもあります。

有名な碑。

巨木、立山杉。1200mくらいまで見ることが出来ます。

恐怖!看板を食う樹。

1600m標識。200mごとに標識があり、励みになります。

素朴な梯子。

急登は続きます。

早月小屋が見えた!

カレーで明日に備える。

2日目の朝。雲海の白馬岳。

早速岩場が出てきました。

ルートを間違えないように注意!

中央下のボルトを足場にトラバース。

あれが山頂でしょうか。

最後の登り。踏み跡が錯綜しておりルートに注意!

着いた~!

北アルプスの山々。

1000m辺りにある切り株の足場。なんかかわいいです。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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