小谷村の名峰~天狗原山~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年02月18日 (水)~2015年02月18日 (水)
メンバー
天候
曇後雪
コースタイム
小谷温泉~(20)~栃の樹亭~(300)~天狗原山~(20・浅海川滑降)~(20)~登り返し~(20・中海川滑降)~(30)~栃の樹亭下橋~(40)~林道登り返し~(7)~小谷温泉

開始時間3時53分
終了時間12時10分
総距離17.71m
累積標高差1625m
コース状況
上部では太板でラッセルは足首程度。

下部ではクラストした雪面に5cm程の新雪。

滑走した浅海川や中海川は両サイドが深い谷地形なので雪崩注意。
気温が高い時はこの沢は滑らない方が無難。
難易度
Google Map
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感想コメント

除雪終了地点から約3.0kmの林道をシール歩行して尾根に取り付く。
年末に来た時よりも遥かに雪は増えていて、厄介な凸凹もほとんど無く快適に進めた。

開始から約5時間で天狗原山の山頂に到着。
天候は生憎だったので展望は全く無く、素早く滑走準備をする。

お楽しみの滑降は、まずは浅海川へエントリー。
この沢は斜度は緩めだったが、それでも快適で楽しい滑降だった。
2.7km程滑って標高1660m地点で約80mの登り返し。

1740mの尾根に登り上げてからは再び滑走準備をしてメインの中海川にエントリー。
この沢は2.3kmで標高差700mを滑り、斜度も充分でとても気持ち良かった。
ただ、雪質はクラスト斜面に5cm程の新雪が積もっている程度なので(薄い)表層雪崩が連発。
更に谷を挟む両側の尾根から発生するデブリ痕も多数見受けられ、条件次第では非常に危険なルートである事も確認出来た。

滑りきった後の標高1060m付近は平坦地になっていたので、Walkモードにしてスケーティング歩行。
その後、栃ノ樹亭下の橋まで滑って、三度目のシール歩行開始。
登りきった後は、往路を戻ればスタート地点に戻れるのだが、敢えて反対側に登り返して、スタート地点のすぐ裏の斜面に滑り下りる作戦を実行。
最終的に標高差で約100m、距離1.2kmを歩き、標高1070m地点からエントリー。

最後の斜面を滑って温泉宿のすぐ裏に出て終了。
本日も楽しい山スキーだった。

フォトギャラリー

暗い中スタート

際どいトラバース

尾根を進む

急な斜面

雪庇

霧氷

登る

天狗原山山頂

浅海川滑降

スプレー

一旦登り返し

中海川滑降

撮ってもらいました

滑るしかない

箸が見えた

積雪は軽く4m超

栃ノ樹亭

最後の斜面

車道に合流

お疲れ様でした~

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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