比良山系最高峰!武奈ヶ岳(坊村→武奈ヶ岳→八雲ヶ原→金糞峠→イン谷口)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年04月18日 (土)~2015年04月18日 (土)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
坊村→61分→846m地点→35分→御殿山→4分→ワサビ峠→30分→武奈ヶ岳→10分→コヤマノ分岐→38分→イブルキノコバ→19分→八雲ヶ原→44分→金糞峠→27分→青ガレ→24分→大山口→23分→イン谷口

■総歩行時間:5時間15分
コース状況
■坊村→御殿山→武奈ヶ岳
登り初めは急登。御殿山から武奈ヶ岳はなだらかで景色がよい。
武奈ヶ岳山頂手前でショウジョウバカマがきれいです。
危険個所なし。

■武奈ヶ岳→コヤマノ分岐→イブルキのコバ→八雲ヶ原
コヤマノ分岐とイブルキのコバの間は残雪多くルート不明瞭。
また、ルートを示すマークも少ないです。
今の季節はこのルートはやめたほうがよいでしょう。

■八雲ヶ原→金糞峠
緩やかな下り。何度か木製の橋で川を渡ります。

■金糞峠→イン谷口
金糞峠直下はガレ場の急な下り。
滑落注意。また落石に注意
難易度
Google Map
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感想コメント

出張や旅行などでしばらく山には行けていませんでした。
今週の土曜日は高気圧に覆われ、全国的に天気が良いという予報。
今シーズンはまだ雪山に登り足りないので、八ヶ岳にしようか、木曽駒にしようか、唐松岳にしようか、荒島岳にしようかいろいろ迷ったのですが、日曜日の天気が悪そうで日帰りでしか楽しめそうにないので、近場の比良山系・武奈ヶ岳にしました。
比良山を横断したかったので、車を使わず、電車・バスで。
坊村から武奈ヶ岳山頂を経て比良駅へ下りるプラン。
春の花が咲いているかなぁという期待もありました。

坊村から御殿山ルートは登り初めから激しい急登です。
今日は荷物が軽いので、ちょっと体に負荷をかけてみてペースを速めてみました。
標高が上がってくると、ブナが増えてきます。
いずれも木の下のほうは曲がっており、冬はかなりの雪が積もるんだなぁと感じさせられます。
御殿山から武奈ヶ岳山頂に向けて西南稜を歩くのが、景色もよくてとても心地よいです。
山頂の直下にはショウジョウバカマがたくさん咲いていました。

2時間強で山頂に到着。
やや霞がかかっていましたが、とても景色がよいです。
琵琶湖が見えるのがよいね!
風もなく日差しが暖かったので、のんびりとランチ。

下りは八雲ヶ原方向へ。
ここでルート選択を誤りました。
コヤマノ分岐からイブルキのコバへ向かいましたが、このルートが思いのほか残雪が多く、歩きにくい。
また、残雪のためルートが不明瞭で正しいルートを探すのにとても苦労します。
何とかイブルキのコバまで行けましたが、残雪期はこのルートはやめたほうが良さそうです。

八雲ヶ原には初めて行きましたが、今の季節はとくに見るものはなし。
また、花が咲くころに行きたいです。
八雲ヶ原からは金糞峠へ。
余裕があれば、堂満岳を経由して下ろうと思っていたのですが、足に疲れが来ていたので、そのまま金糞峠から青ガレを下ってイン谷口へ。
が、この青ガレの下りがかなり疲れます。
斜度が急で足場が悪く、足の裏がかなり痛くなりました。

イン谷口からは土日祝限定ですが、JR比良駅までバスが出ているので便利です。
歩けば50分ぐらいかかるところを10分弱で行けます。運賃は350円。

青天の中、久しぶりの山歩きを楽しめたのですが、今の武奈ヶ岳はあまり見どころはないです。
雪山として楽しむには遅すぎ、残雪も中途半端で踏み抜きも多く歩きにくいです。
春の花が咲くにはまだ早い季節。
ブナの新緑を楽しむにもまだ早い。
八雲ヶ原も茶色く枯れた状態で、見どころなし。
5月~6月になればシャクナゲやブナの新緑も楽しめそうなので、またそのころに行ってみます。

フォトギャラリー

武奈ヶ岳山頂の手前に少し雪が残っています

武奈ヶ岳へ続く御殿山ルートは左の橋を渡っていきます

登り初めからすさまじい急登です。

左手に武奈ヶ岳が見えてきました

御殿山から武奈ヶ岳を眺めます

標高が上がってくるとブナの木が増えてきます 。根の曲がり方が冬季の雪の深さをうかがわせます

西南稜を進んでいきます。とても気持ち良いです

ショウジョウバカマがたくさん咲いていました

山頂です!1214.4m。琵琶湖も見えます!

天気がいいので続々と登山者が登ってきますね

下りはコヤマノ分岐から八雲ヶ原へ向かいます

コヤマノ分岐とイブルキのコバの間は残雪多く、ルート不明瞭です。残雪期は注意が必要です

八雲ヶ原

八雲ヶ原

八雲ヶ原。沼にはイモリがたくさん

八雲ヶ原と金糞峠の間はこんな木製の橋が多いです

足を滑らせないように。雨で濡れていたら怖そうです

このお花の名前は?

金糞峠

土日祝だけですが、イン谷口とJR比良駅間にバスが運行されています。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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