小樽赤岩 マルチピッチ継続
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年05月18日 (月)~2015年05月18日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 赤岩峠40分~窓岩リッジ取り付き~240分登攀~30分魔天のガレ下降~180分登攀
- コース状況
- 窓岩リッジ(全7P)一部脆いピッチがありプロテクション等気を使う。
2P目の人工(A2)のラインはピンの間隔は割と近い。
魔天のガレの下降の落石に注意。
魔天の稜線(全7P)は脆い箇所が多い特に下部と最終ピッチ。
両方プロテクションもカム等必須。
- 難易度
感想コメント
小樽赤岩でも最長のロングルート窓岩と魔天の稜線を継続して登りました。
窓岩リッジは2P目にエイドセクションを含む7ピッチの大きなリッジです。
エイドセクションのピンは比較的しっかりしていますが、大きなフォールには耐えがたいのは事実です。
一応フリーのラインも拓かれてはいますがピンのボロさに潔くエイドで抜けました。A2となっていますが、A0でも可能です。
その後徐々に高度感抜群のピッチが連続し最終ピッチの終了点は奇妙な模様の岩でできた窓の中となります。
続いて魔天の稜線を目指します。魔天のガレを下降し大きな岩稜の顕著なクラックを目指します。
1~2P目が特に脆く岩の状態を確かめながら登ります。3P目がこのルートの1つの核心でもある
良いピッチです、カム0.5~3サイズが有効でした。最終ピッチも少し脆い箇所があり最後まで気が抜けない、良いルートです。
どちらのルートのあまりポピュラーではないですが総合要素を含んだ良いルートで景観もすばらしく
登った後には深い満足感が得られます。ちなみに最後のピッチを終えたら夕陽が沈んでいきました。
とても充実した1日となりました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。