日本三大雪渓の針ノ木岳・蓮華岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年07月21日 (火)~2015年07月22日 (水)
メンバー
天候
両日とも晴れ、時々曇り
コースタイム
初日
扇沢→(80分)→大沢小屋→(25分)→雪渓取付→(150分)→針ノ木峠→(60分)→蓮華岳→(50分)→針ノ木峠

2日目
針ノ木峠→(50分)→針ノ木岳→(40分)→針ノ木峠→(30分)→雪渓開始→(40分)→登山道→(80分)→扇沢
コース状況
水場がいくつかあり、大雪渓の終了地点の先にも最後の水場があるので、テント場で買う有料の水を節約出来ます!大雪渓までは歩きやすい登山道。大沢小屋手前に小規模な赤沢雪渓があり、雪融けが進んで大きなクレバスになっています。歩行に注意。大雪渓に来たら軽アイゼンを装着して下さい。ピッケルは持って行きましたが使いませんでした。雪が汚れていて踏み跡は無いに等しいほど分かりづらいですが、道幅の真ん中辺りを登って行けば大丈夫です。特に気にしなくても良いです。鯉のぼりの道標を頼りに登って行きます(状況によって倒れていることあり)。のどと呼ばれる箇所は特に急登なので、ステップは確実に。軽アイゼンでの歩行は慣れておいた方が良いでしょう。大雪渓を過ぎれば夏道です。最後の急登を一踏ん張りで針ノ木峠、小屋に到着。
蓮華岳と針ノ木岳へはどちらも片道1時間程度。どちらも危険箇所はありません。気持ちの良い稜線歩きです。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

去年五色ケ原から針ノ木岳のかっこいい姿を見て、今度はここに登ろうと決めていました。体調はイマイチでしたが、実はひそかに新調した登山靴を引っさげて、夏山シーズン第一弾を決め込んで来ました。新宿から登山口のある扇沢まで直通バスでラクチン♪ 見事に寝てたら着きました。

天気も心配でしたが、蓋を開けてみたら両日とも晴れ。しかも初日大雪渓を登り切ったらもくもくとガスが発生して辺りは真っ白に、帰りも大雪渓を下り切ったら真っ白けにと、何だか私がガスを連れて来ているような感じで、自分だけはツイてました。夜も信じられない位の無風。山ってこんな穏やかな夜もあるんだあ。。。って思いました。絶対星もきれいに出てただろうけど、安心し切って暗くなる前に寝てしまいました。テント泊なのにヘッドランプとランタン要らず。エコですね!

針ノ木小屋のテント場は30張のキャパらしいのですが、棚田方式のテント場で一つひとつの面積が狭く結構荒れているので、特に2人用などの大き目のテントは張る場所に苦労しそうです。今回私は一番乗りで、恐らくあのテント場で一番良いであろう場所に張れたのですが、その後5張テントが増えましたが、その中の4張は私の真隣に張ってました。何だか仲良しみたいになってました。と言うか、あのテント場は張るのに良い場所がすごく少ないと思います。。。テント場のトイレはしゃがむと目の前に小窓が付いていて、ちょうど槍ヶ岳が見えるようになってます!

コマクサやチングルマがわんさか咲いていました。船窪小屋から登って来たパーティーに蓮華岳山頂で会い、ここから30分程下ったところに真っ白なコマクサが咲いていると教えてもらいました。見たかったけど、早くテントで昼寝したかったので割愛しました。登山者は平日とは言え夏山シーズンだけにとても多かったです。多くの人が新越山荘の方へ向かっていました。私もいつか爺、鹿島槍と繋いで歩いてみたいです。

サングラスと虫除けスプレーは絶対忘れちゃだめです。テント場はブヨがすごくて、テントの外で山ごはんなんて優雅なこと出来たものじゃなかったです。

帰りは薬師の湯へ。楽しかったですー。

フォトギャラリー

大雪渓

扇沢駅

大沢小屋

鯉のぼりが大雪渓の始まり

おニューの靴は絶好調

写真だと傾斜が上手く伝わらない

ぱっくり

夏道に出ました

針ノ木小屋

テント場

朝焼け

立山、剱 来月行くよ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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