涼を求めて日本三大雪渓『針ノ木雪渓』を下る!?
- 投稿者
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伊佐 直浩
横浜西口店
- 日程
- 2015年08月04日 (火)~2015年08月05日 (水)
- メンバー
- 他1名
- 天候
- 晴れ/曇り/雨
- コースタイム
- 初日:無料駐車場→5分→柏原新道登山口→70分→ケルン→150分→種池山荘→110分→岩小屋沢岳→40分→新越山荘(泊)
2日目:新越山荘→55分→鳴沢岳→60分→赤沢岳→160分→スバリ岳→90分→針ノ木岳→60分→針ノ木小屋→60分→雪渓入口→60分→雪渓終了点→100分→大沢小屋→70分→扇沢→15分→無料駐車場
- コース状況
- 初日:ほとんど問題個所は無し、ただしスタートが8時を過ぎると気温が高くなり樹林帯は蒸し暑く、稜線に出ると陽射しがキツイ。
2日目:赤沢岳とスバリ岳山頂付近はザレていて足場が悪い印象。針ノ木雪渓はまだ大きなシュルンドは無かったが目印の鯉のぼりが倒れていることが多くガスが濃い時には崖側に寄りすぎたりど真ん中を歩いたりしないよう注意。
- 難易度
感想コメント
東京の猛暑日連続記録を塗り替えるか?そんな天気予報を聴きながら夜明け前に家を出たが上信越道がまさかの事故通行止めで一部迂回した為スタートが遅れ日が昇り暑いなかのスタート。。。樹林帯でデドックスかと思うような大汗をかきながら塩分/糖分&水分補給をしつつ種池山荘まで上がります。
当初はここまでだったのですが天候悪化予報が外れた?らしくまだ持ちそうだったので初日のうちに新越山荘まで足を延ば作戦に変更。お花畑を楽しみつつ3つのピークを越えて新腰山荘へチェックイン。宿泊定員80名ほどの小さいけれどきれいな山小屋でした。(当日はMAX20人入る部屋に8人位の混み具合でした)
2日目:夜明けとともに起床、ダウンを着るほど寒くない状況にこの日の暑さを想像しゲンナリ…
しっかりどんぶり飯お代わりの朝食を取って6時スタート、赤沢岳までは順調にコースタイムを辿るもののそこからの下りが足場が悪くスバリ岳への登り返しでも思いのほか時間がかかり針ノ木岳に着くころにはガスがかかってしまいました。
針の木雪渓の下りはやや遅い時間になってしまった為ほぼ独占状態での下山。ここだけは本当に涼しくて蒸し暑い都内の暑さを忘れる快適さでした。心配していたシュルンド(雪渓上の穴)などはそれほどでもなく終了点の赤いベンガラ(紅ガラ)さえ見落とさなければ問題なさそう。
雪渓終了点から大沢小屋を経て扇沢までの蒸し暑いこと蒸し暑いことさっきまで涼しくてゴアのJktを羽織っていたことがさが嘘のよう またしても大汗をかきながらの下山。そして林道に出るのと同時に雷の音が響き始め大粒の雨が無情にも降り注ぎ扇沢から駐車場までの短い時間のために最後にレインウェアを上下着用する羽目に。。。これも日頃の行いでしょうか???
両日ともに谷筋の雪渓上部にあたる稜線は足場の細い所、ザラザラと崩れやすい所が多いです。万が一にも転落したら這い上がることは出来ないと思われるので十分に注意を払って歩いてください。
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