Trail Run八ヶ岳全山縦走
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年08月24日 (月)~2015年08月24日 (月)
- メンバー
- 天候
- 曇り時々晴れ
- コースタイム
- 小淵沢駅⇒(140分)観音平⇒(110分)編笠山⇒(80分)権現岳⇒(50分)キレット小屋⇒(70分)赤岳⇒(50分)橫岳⇒(40分)硫黄岳⇒(25分)夏沢峠⇒(35分)根石岳⇒(15分)天狗岳⇒(25分)中山峠⇒(110分)麦草峠⇒(50分)茶臼山⇒(25分)縞枯山⇒(30分)山頂ロープウェイ駅
※今回の行動時間14時間50分。
※山と高原地図では参考歩行タイム21時間10分です。
- コース状況
- 八ヶ岳はエリア全体が岩場の多い山域です。しっかりしたソールの靴が向いています。
南八ヶ岳側は岩稜帯メイン、北八ヶ岳側は大きいゴロゴロした岩場が多いです。
トレイルランの場合では走れる場所は限られており主に赤岳~硫黄岳周辺。夏沢峠~天狗岳周辺くらいです。それ以外は岩場混じりの山岳地形のため登山メインです。
- 難易度
感想コメント
今回は高地トレーニングと同時に山岳力UPの為に八ヶ岳へ。
まだまだ夜も明けぬうちに小淵沢駅を出発。。。スタート時微かに雨が降っていたので、山の中での天気に過敏になりながら先ずは観音平までロード主体のアプローチです。
途中でヒカリゴケの自生地となっている自然歩道ハイキングコースを経て観音平へ。
ここよりお待ちかねの山道です。編笠山へ登る途中で夜明けでした。
登山道は岩稜帯で足元が不安定な場所が続きます。慎重に落石を誘発しないよう進みます。
編笠山までの登りで濡れたスラブ状の岩に滑り、派手に転倒してしまいました。持参したストックが折れてしまうアクシデントで反省です(泣)。このあたりで数組のパーティーの方とすれ違いました。
赤岳はさすがに賑わっており、自分もここで記念撮影をしていただきました。
赤岳から硫黄岳にかけて稜線では天候もわりと良く(赤岳山頂は展望不良)、気持ちの良い時間を過ごせました。冬山シーズンでは緊張感の出るルートですが夏山シーズンはリラックスできるのも嬉しいところ。
この後も天狗岳までは景色も素晴らしく何度も立ち止まるほど。
どうやら田中陽希さんが二百名山一筆書きの最中だったらしく、どうやら西天狗岳に登っていたそうです(この事実は麦草峠で出会った方から聞きました。)
根石岳からハッキリと聞こえるレベルで歓喜・声援の声?らしきものが耳に入ってきたのでもしかすると登頂された頃に隣の山にいたかもしれません。どうせなら出会ってみたかったと思ったり。たぶんあのタイミングでそうなら少し惜しかったです。
だんだんと時間も経過して予定の蓼科まで急がねば!!
しかし前日から降っていた雨の影響なのか、中山峠から走れそうな肝心な場所でトレイルのあちこちに泥んこの水たまりに……
そこに足を置いてしまうと確実に靴の中が大変な事態になるのは容易に想像できるので、プッシュできず完全に歩くようなペースに。ここで一気にペースアップの計算が実際は逆のパターンに。距離と時間を稼げません(泣)。
ロープウェイの時間もありますし、北橫岳はパスすることに(泣)。
縞枯山を登り、そのまま下山しました。
ただ、ほとんどのピークも登りコースも進めたので結果的には大満足でした。
※北橫岳・蓼科山には次の日に登り返し登頂できました。
別件の登山レポートに掲載させていただいております。
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【MEMO】
■編笠山の登り途中でかなり濡れている岩場の斜面で足を取られ転倒。トレッキングポールを折ってしまう失敗をしました。スタート直後のアクシデントでした。
■稜線上は風もあり体温を奪われそうな時間帯もありました。ウエアでは確実な防寒対策と保温対策が必要。荷物を軽くするのは負担も減り体力も残り山の安全に繋がりますが、絶対に抜いてはいけない道具やウエアは大切です。
今回はザック容量は18ℓで食料もいつも以上に沢山持って行きました。
■本格的な山岳地帯になるのでツエルトは必携です。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。