宗像・大島 ~船に乗って行く九州オルレの旅~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年09月08日 (火)~2015年09月08日 (火)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
大島港ターミナル==(5分)==宗像大社中津宮==(10分)==御獄山登山口==(20分)==御獄山山頂展望台==(40分)==御嶽山登山口車道出合==(10分)==オルレコース林道入口==(40分)==大島灯台==(35分)==風車展望台==(5分)==砲台跡==(10分)==旧軍道入口==(50分)==大島港ターミナル
コース状況
オルレコースの道順ははっきり分かり易く整備されている。
舗装路・未舗装路を交互に歩く感じですが、箇所により膝ほどの高さの草をかき分けて歩く所や、ぬかるみが深く足を取られたりもします。
防水の登山靴を履いて歩くことをお勧めします。
服装もトレッキングに適したものを。
難易度
Google Map
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感想コメント

海のそばを歩きたい。
そう考え、以前から気になっていた宗像の沖にある『大島』のトレッキングに挑戦してきました。
この島には『九州オルレ』のコースがあります。

オルレとは…
韓国の済州島発祥。
現地の方言で『通りから家に通じる狭い路地』という意味。
自然豊かな済州島で、トレッキング愛好家が徐々に増え、『オルレ』はトレッキングコースの総称として呼ばれるようになり、今では韓国トレッキング中心的コースになっています。
九州オルレはこの姉妹版で、九州全域に現在15箇所のコースがあります。

朝、宗像にある神湊港からフェリーに乗って出発!
僕は船に乗るだけでテンションが上がるタイプなのですが、当日は日本に近づく台風の影響で波が高く、船は大きく揺れていて大変でした。
普段はもう少し穏やからしいのですが、乗り物酔いしやすい方は酔い止めの薬を持って行くことをお勧めします。
フェリーに揺られて25分、大島に到着!
早速パンフレット(神湊・大島どちらの港にも設置してある)を見ながら出発。
始めに大島の最高峰・御嶽山に向かいました。
御嶽山は標高224mの高さですが、スタートが海抜0mからなので純粋に224mアップの登山。
それなりに手応えがあります。
山頂には広く、海が見渡せる展望デッキがありますのでゆっくり休憩するのが良いでしょう。
その後も静かな林道を歩き、港とは反対側の海が近づいて来たところでオルレコースから一旦外れ、大島灯台へ向かいました。
この付近には洞窟や断崖絶壁など見所があり、正に絶景!!
風が強い日で問題もありましたが、自然を満喫できる場所に感動。
最後の見所は、戦争の史跡である砲台跡。
海沿いの場所は、防衛の最前線であった場合が多く、こういったものがよく存在しています。
今から70年以上前の建造物なのに、コンクリートはしっかりしていて朽ちている感じは全くなく、異様な存在感がある場所でした。

今回の大島のオルレの旅は大満足で終えました。
今後も離島へのトレッキングを計画し、実行したいと思います。

フォトギャラリー

大島の断崖絶壁は迫力アリ!

パンフレットと船のチケット。パンフレットは大変参考になりますので是非持って行きましょう。

このフェリーで行きます。なかなかの揺れ。

宗像大社中津宮は立派。

オルレのコースはしっかりと整備されていました。

目印①リボン 長くて色鮮やかで見付け易い。

目印②木製矢印 青の矢印は正方向。赤は逆方向です。

目印③カンセ 馬の形を表していて、頭の向いてる方向に進みます。

大島御嶽山登山マップ。韓国からのお客さんも多いのでしょうね。

登山口には味のある木製の鳥居がある。

山頂の展望台からは海が見える。

どう見ても原生林の森には大きな樹もたくさん!

気持ちのいいトレッキングコース。

こんな竹林の中も歩きます。オルレコースは盛りだくさん。

大島灯台に立ち寄ってみました。

外海の波は強く、断崖絶壁に打ち付けていました。

近くまで行けるように整備がなされていますが…本当に気をつけて歩きましょう。

強風が吹き荒ぶの図!

海沿いの道は整備されています…が、箇所により油断禁物。それは行ってのお楽しみで。

風車と砲台跡。このでっかい円形に大砲が乗っていたんです。計3基ありました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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