燕岳 秋の紅葉真っ盛りの北アルプス
- 投稿者
- 三谷 卓亮
- 日程
- 2015年09月29日 (火)~2015年09月30日 (水)
- メンバー
- さいか屋藤沢店 三谷
父
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 【一日目】
中房温泉→(30分)→第一ベンチ→(30分)→第二ベンチ→(30分)→第三ベンチ→(30分)→富士見ベンチ→(40分)→合戦小屋→(60分)→燕山荘
【二日目】
燕山荘→(30分)→燕岳→(15分)→北燕岳→(20分)→燕岳稜線下降点→(70分)→東沢乗越→(180分)→ブナ平→(70分)→中房温泉
- コース状況
- 中房温泉から燕山荘への登山道は綺麗に整備されており、30分程度ごとに休憩ベンチが用意されていてとても登りやすい。
燕山荘から燕岳まではなだらかな綺麗な白砂の稜線で、ルートマークもしっかりしています。
【東沢ルート 乗越以下】
・上部
ずるずるのザレの急坂が長く続きます。スリップ、滑落要注意。
紅葉の森がとても美しいです。
・中部
10回を超す渡渉があります。橋などはまともになく、ところどころ道も崩壊していて迷いやすそうです。
雪崩で流されたような倒木や巨石で谷が埋まっており、乗り越え箇所などが多数あります。
飛び石をトレッキングポールなどでバランスを取りながら歩いたり、時には靴と靴下を脱いで渡るのもよいでしょう。
全体的にルートマークが薄く、川の反対に小さい赤テープが付いているような箇所もあります。
・下部
崩落が進む滑りやすい土の急斜面や、急な登り返し、仮設の吊り橋などがありますが全体的には緩やかな斜面が続きます。
- 難易度
感想コメント
紅葉真っ盛りの燕岳へ行ってまいりました。
今年の北アルプスは当たり年じゃないかな?と思うくらい見事な紅葉でした!
今回は70手前の父を連れての登山でした。それもテント泊。
父は高山でテント泊は初めてで、秋の寒さはどうだろうか、というのが問題でした。
合戦尾根を登る日中は日も出ていて暑いくらい。
しかしながら稜線の夕方は一気に温度も下がり、夏の登山ウェアにタイツやダウンを足してなんとか。
夜半にはテントのフライシートの内側がバリバリに凍っていて、父も起きだし寒いからということでレインウェアの上下を着て、それでゆっくり寝れ・・・ませんでした。
風が強く、テントが大きく変形するほど。
テント慣れしていない父は落ち着いて寝れなかったそうですが、私がグーグー寝ているのをみて安心したそうです。
・・・変な安心を与えていたようです。
燕岳から見える北アルプスの稜線はどこも綺麗に紅葉していて、素敵な空間でした。
2日目の東沢ルートは、正直今回のチョイスとしてはちょっと失敗だったかもしれません。
東沢乗越から下も急斜面でした。
上部はズルズル滑るザレ、中部は10回を超す渡渉と巨石や巨木を超える荒々しいルート、下部はここまで痛めつけた体を再度痛めつける急登など、さすがに父も体が苦しい様子でした。
しかしながらかなり変化に富んだルートで楽しかったと言っていました。
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