飯豊ワンデートリップ 頼母木山
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2015年10月19日 (月)~2015年10月19日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇/晴
- コースタイム
- 飯豊山荘(80分)夫婦清水(80分)丸森峰(40分)地神北峰(25分)頼母木山(10分)頼母木小屋(20分)頼母木山(30分)地神北峰(20分)丸森峰(50分)夫婦清水(60分)飯豊山荘
- コース状況
- ・丸森尾根は序盤に急な岩場や切れ落ちた危険箇所があります。下りで注意が必要です。
・夫婦清水は水は取れますが、頼母木小屋の引水は終了していました。代わりにタンクに水が汲んでありました。
・頼母木小屋のトイレは使用できません。
- 難易度
感想コメント
日帰りで飯豊の秋を堪能したいと思い、未踏の丸森尾根から頼母木(たもぎ)山へ行ってきました。
登山口の飯豊山荘周辺は紅葉に染まり、散策している湯治客もちらほら。秋の温身平は登山しなくても温泉とセットで十分楽しめると思います。この日は朝方雨が降ったせいか、丸森尾根を行く登山者は私の他に一人だけでした。進むほど辺りは色味を増してきて、初めてこの時季に訪れた感動がしみじみ込み上げてきました。
夫婦清水付近からガスに覆われ登山道はたびたび真っ白になることも。丸森峰を越えるとガスの中からお隣・梶川尾根の稜線が見え隠れし始めました。この日の展望はいまいちでしたが、少しでも雲が晴れると立ち止まってどっしりとした飯豊らしい山体に見入ってしまう自分がいました。やっぱり飯豊はいいで~。
良いペースで地神北峰に着いたのに、相変わらずガスは取れずに寒々しい光景が広がっていました。雨は降っていなかったので目的地の頼母木山を足早に目指します。心細くて引き返したくなるような気分に襲われると、もうちょっとゆっくりしていきなよとばかりに後ろから太陽が照らしてくれるので、山頂までと思っていましたが頼母木の小屋まで来てしまいました。
ここで晴れるのを待ちながらゆっくりお昼休憩。一時間以上待ちましたが状況は変わらなかったので戻ることにしました。帰りは丸森峰通過後からみるみる晴れてきて、山頂の様子が気になりましたが、道を彩る紅葉が夕日に照らされ一層燃えるように躍動していた様子を見て満足しました。
下山後は飯豊山荘に立ち寄り、紅葉を眺めながら貸切風呂を楽しみました。今回の丸森尾根は、飯豊山荘から入るルートの中では最も登り易いルートだと思います。登山口までの道も安全で入り易く、下山後すぐに温泉に入れるのも魅力です。日帰りで初めての飯豊を堪能したいという方にもおすすめです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。