英彦山 四王寺滝 ~寒波後の氷爆を求めて~
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2016年01月28日 (木)~
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井
- 天候
- 小雨
- コースタイム
- 駐車場(20分)奉幣殿(40分)四王寺入り口(30分)四王寺滝(20分)四王寺入り口(30分)奉幣殿(20分)駐車場
- コース状況
- 全体的に雪があります。現状はかなり柔らかく水っぽい個所も多い。四王寺滝の登りはしっかりと雪が付いていますが、柔らかめ。ステップ切れます。状況はどうであれ現地の状況に対応できるように6本爪は必携です。
- 難易度
感想コメント
23日から九州に寒波が襲来し、それまでの気温の高さが嘘のように一気に冷え込んだ数日間。そしてなかなかの降雪っぷり。都市部には大打撃だが山には恵みとなったこの寒波で、ようやく盛り上がってきました雪の山。そして何と言ってもこの時季の風物詩と言えばやっぱり“氷爆”でしょ。
氷爆と言われると宝満山の“難所ヶ滝”を思い浮かべる人が多いかもれない。しかし、もう一つ同じくらい人気の氷爆が福岡にはある。それが英彦山の“四王寺滝”の氷爆だ。今回初めて行ってきた。
寒波後、その気温の低さを維持しない状況に焦った。もう少し踏ん張ってくれと願わずにはいられなかった。あわよくば寒波カムバック。天気予報との睨めっこで、ようやく休み。
当日、気温9℃。天気は雨。マズイ。てかヤバい。まず気温が高い。相手は氷。溶かす気満々な気温の高さに、雨って。降らなくても溶けるのに見事な追い打ち。しかし、雨は午後からの予報なのでこれは午前中勝負ということで自宅を早朝に出発。
駐車場に着いた時はミストっぽい雨だったが、奉幣殿で感じない程度になていた。スタート時の登山道は雪が緩くなっていて土と混ざりぬかるみ状態。登るにつれ雪になっていくも全体的に緩い。“虚空蔵”の分岐を過ぎ、奉幣殿から900mの道標地点に「四王寺滝入口まで20分」の看板がある。さらに奉幣殿から1.6kmの道標地点に「四王寺滝入口」の看板があり、そこからひたすた登ること約40分で目的の“四王寺滝氷爆”に到着する。
正直初めてだったので、今回のスケールがどの程度かは判断が難しいが個人的には非常に見応えのある状態だったと思う。しかし、気温の高さは否めない。内側はだいぶ溶けていて水の流れる音がハッキリと確認できる。気温が下がらないと落氷しボリュームが小さくなりそうな感じだった。
実際のところタイミングもあるので今回はたまたまかもしれないが。いや~良かった。見ることができて良かった。バシバシ写真を撮りなんだかんだで20分以上も滞在していた。我々も次の人たちに場所を空けるため下山を開始した。
-今回のウェアチョイス-
今回は全身ファイントラック。
上半身はL1/スキンメッシュ、L2/メリノサーモ、L3/ドラウトポリゴン、L5/フォトンジャケット。
下半身はL1/アクティブ、L2/メリノライト、ストームゴージュ、フォトンパンツ。
行動中脱ぐことは無いが、リンクベント全開。冷えることは無く、暑いと感じはしなかったが、登りの時にはしっかりと汗を掻いた。上はL2がサーモじゃなくライトでよかった。下はL1がスキンメッシュでも十分行けた。ちょっと反省。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。