香川県　遠見山ボルダー　贅沢な時間

『日本ボルダリングエリア 下』 山と渓谷社
『日本100岩場 ⑸ 中国・四国・九州』 山と渓谷社
掲載。

ロケーションに惹かれて2回目の遠見山。
私がクライミングに行く動機は、登れてない課題があるからというよりその土地が好きだからです。好きな場所で好きなことをする、こんなシンプルで贅沢なことがあるでしょうか。

まずは以前行けなかった岩の方へ。
乾杯テラスのあたりから尾根を西側に降りていきますが、これがかなりの悪路。木立が引っかかってマットを担いだままだとなかなか進めません。手に持って歩きました。
しかし肝心の課題がなかなか見つからず、しばらくさまよってようやくトポで「緑のフェイス」と言われてる岩を見つけられましたが、その岩以外は発見できず。
コケむしていて緑がかったフェイス、あまり人が登ってないせいか、自然に返っている課題もありましたが、とりあえず登ってみました。

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【今回の課題】
①くつぬぎ石　3級　◯
②コア　　　　初段 ◯
③浮島　　　　1級(初段？) ×


①かなりのハイボール。リップまで行くのは簡単ですが、マントルが怖い。OSトライでは恐怖に負けて飛び降りました。どうしたらこのチキンっぷりは克服できるんでしょう。2回目、乗り込んだら登れました。
②①の右隣のライン。手で使うホールドは共有しません。
手足を動かす順番が決まってもバランスの悪さが絶妙で何回も落ちました。
最終的にリーチ頼みのムーブで解決。もう少し、こう、テクニックを駆使？して登りたいものです。
③リップ手前まではいくのですが、足の位置を決めきれず、まごまごして、手か足どちらかが抜けて落ちるということの繰り返し。みんなもこれにハマり込み、結局夕方まで「浮島」で遊びました。リップ手前のブロック状結晶を握り込んだ時に指の腹に穴が空いてしまって終了。

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お昼にはお楽しみのうどんを食べに一回遠見山を降り、うどん屋『山』に行ったり。
今回は天ぷらがほとんど残ってなかったので釜玉とおでんを堪能。
相変わらずたまらなくうまい。おでんも美味。
そして午後は重たい身体になったところで、「木陰のボルダー」でしばらくボーっとしました。
贅沢な時間は早く過ぎ去るものです。名残を惜しんで遠見山を後にしました。
また必ずいきます。