常念岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年05月12日 (木)~2016年05月12日 (木)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 一の沢登山口ー(210)ー常念乗越ー(50)ー常念岳頂上ー(40)ー常念乗越ー(120)ー一の沢登山口
総行動時間:7時間10分
- コース状況
- 渡渉あり、川状になった登山道の歩きあり、ぬかるみあり。
登山靴の手入れは万端に。レインスパッツがあるとなおよいかもしれない。
水やぬかるみを避けて登山道外(路肩)を歩くことのないようにしたい。
雪渓はかなり薄くなっている個所もあり、今後踏み抜きの危険が増しそう。
特に、雪渓の細くなっているところはほぼ下は空洞デスノーブリッジ状態。特に気温の上がる時間帯は気を付けたい。
雪渓は前爪のあるアイゼンがあった方がよい。
当日は前日の雨と時間が早かったのでアイゼンがよく効いた。
乗越から頂上まではほぼ雪はなくアイゼン不要。
- 難易度
-
感想コメント
休みのたび悪天につかまり、はや1か月山に行っていなかったが、ついに快晴の休日を得た。
日帰りで手ごろな山として常念岳へ。登山口では早朝肌寒かったが、アンダー+長袖のシャツ1枚で十分だった。
路肩には早い花が咲き始めていて、この1か月でもうすっかり季節は移ろいでしまったのだと感じさせる。
雪解け水で沢の流れは轟々と勢いがある。
標高2040mあたりから雪渓歩きが始まった。傾斜はゆるいが歩きにくいので、早々に12本爪アイゼンを装着した。ぽっかりと空いた穴から水しぶきが飛ぶ。雪はかなり薄くなっているようだ。
夏道と分かれて左に見える細い雪渓を詰める。特に細い部分はいつ崩れてもおかしくないぐらい溶けてしまっている。そこを抜けると広い雪の斜面。快適に登る。りょうせんにかなり近づいたところでトレースは右にトラバースして稜線に出ているが、せっかくなので頂上方面へ左に斜上気味に直登して稜線に出た。
ここからはごろごろとしたガレの斜面を黙々と上る。ここの登りが地味に長くてきつい。
頂上からは360℃雲ひとつない大展望を堪能した。
雪渓の下りはグリセード気味に駆け下り、大いに楽しんだ。
時々冷たい沢の水で体を冷やしながら、新緑のなかをのんびりと下った。
フォトギャラリー
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