奥秩父縦走 雲取山~瑞牆山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年05月30日 (月)~2016年06月03日 (金)
メンバー
天候
雨→晴れ
コースタイム
①鴨沢-(2時間40分)-七ツ石小屋
②七ツ石小屋-(2時間15分)-雲取山-(3時間15分)-飛龍山-(2時間15分)-将監小屋
③将監小屋-(1時間40分)-西御殿岩-唐松尾山-(2時間30分)-笠取山-(4時間)-雁坂小屋
④雁坂小屋-(4時間45分)-甲武信ヶ岳-(4時間50分)-国師岳-北奥千丈岳(40分)-大弛峠
⑤大弛小屋-(2時間10分)-金峰山-(2時間20分)-富士見平小屋-(2時間30分)-瑞牆山ピストン-(30分)-瑞牆山荘 下山
コース状況
・踏み跡・マーキング・道標等はしっかりとあります。
・この時期の縦走路は登山者は少なく、小屋の管理人の方が不在の場合も多いようです。
・飛龍山~雁坂峠、大日岩周辺は特に石楠花がきれいでした。
難易度
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感想コメント

奥秩父の主脈縦走へ。
春と夏の狭間の美しい季節、梅雨入り前のお天気にも恵まれ静かな縦走を満喫できました。

1日目 始発に乗って奥多摩駅~石尾根~雲取山の予定が、雨。
前日疲れきって準備も間に合わず…どうにか鴨沢から入山。
久々の雨のテント泊でしたが、布2枚に隔てられているだけでこの安心感。ありがたい。

2日目 雨上がりの朝!とても美しくて、歩きはじめるのがうれしくて、泣き笑いしながら進む。
飛龍山付近からしゃくなげが満開、ふかふか苔生す森が気持ちよくて休憩ばかり。禿岩からの景色も堪能。
将監小屋は草地のキャンプ地、水も豊富で快適でした。

3日目 寄り道三昧の一日。鹿に見送られて出発。朝一の西御殿岩からの眺めは最高!
笠取山周辺は登山者で賑やかで明るい雰囲気でした。
雁峠の草原でゴロゴロ、倒木に腰かけておやつ、とのんびり歩いて雁坂小屋へ。

4日目 目が覚めるとフライがパリパリに…!かなりの冷え込み。
日本三大峠・雁坂峠から立ち枯れの明るい森を越えて甲武信岳へ。
ここからは奥秩父らしい樹林の長い道が続きます。途中唯一の展望スポット、両門ノ頭で昼食。
木々の上からようやく溶けた氷が降ってきます、6月とは思えぬ不思議な光景。
国師岳到着、嬉しくてやったーと叫ぶとジーンズ姿の先客が…気まずい。
奥秩父の最高峰・北奥千丈岳に寄り、行動時間10時間超で大弛峠へ。

5日目 百名山が二つ、金峰・瑞牆はたくさんの登山者でにぎわっていました。
八ヶ岳や南アルプスが眼前に迫っています。今回の山歩きが終わってしまうことを惜しみつつ、次はどこを歩こうかなと妄想を膨らませる。富士見平小屋から木漏れ日の道を下山。

1日のコースタイムは長めですが、この時期は陽が長いのが心強い。どこまでも歩き続けたいと思える山行でした。感謝。

フォトギャラリー

しゃくなげが見ごろでした

初日は雨

雨上がりの朝

ミツバツツジの当たり年だそうです

雲取山

飛龍山へ直接上がる入口の目印。出会った地元の方が教えて下さいました

静かな飛龍山山頂付近

行動食自作・雑穀とクルミとチョコのバーもどき

散りたての石楠花をポケットに

将監小屋のテン場にて、テントも雨具もからりと

360度の絶景

笠取山の分岐から気持ちよさそうな道が見えていたので水干まで散歩

明るい森を越えて今日の宿泊地へ

雁坂峠の登り

きれい

甲武信岳頂上付近・6月なのに樹氷!

国師岳まではまだ遠い…

着いたー!寒い!

金峰山山頂

瑞牆山と八ヶ岳

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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