大雪・十勝縦走 旭岳~美瑛岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年06月27日 (月)~2016年06月29日 (水)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
1日目
12:00 旭岳ロープウェイ姿見駅
13:20 旭岳
14:45 北海岳
16:05 白雲岳
16:40 白雲岳避難小屋

2日目
5:30 白雲岳避難小屋
8:35 忠別岳
11:50 化雲岳(2時間休憩)
14:40 ヒサゴ沼避難小屋
17:40 トムラウシ山
18:10 南沼キャンプ指定地

3日目
4:40 南沼キャンプ指定地
11:10 オプタテシケ山
14:30 美瑛岳
17:20 望岳台
コース状況
姿見駅~旭岳
沢山の登山客が訪れるため、道はとても整備されています。
天候が悪いと吹きさらしになるため、防寒着は必ず携帯していきましょう。
この日は強風のため、山頂までたどり着けずに引き返してくる登山者も多くいたようです。

旭岳~白雲岳避難小屋
旭岳から雪渓の下りに入ります。ガスっていると方角を見失うので要注意!地図・コンパス必携。(足跡が多すぎてどれが正しいか見極めが難しい)
天気が良ければ素敵な展望のコース。

白雲岳避難小屋~化雲岳
忠別岳までは緩い起伏のコース。先の長い道のりなので体力は温存していきましょう。ヒグマ注意!熊鈴必携!
忠別岳から先は一度大きく下り、五色岳に向けて大きな登りに入ります。登りきると再び化雲岳までは起伏の少ないコースに。

化雲岳~トムラウシ
激しいアップダウンが繰り返されます。足元も岩場へと変わり、バランス感覚も必要になってきます。まだ長い行程ですので、体力に自信のない方はヒサゴ沼避難小屋へ降りて休まれることをお勧めします。

トムラウシ~オプタテシケ
2時間ほど緩やかに下った後はいくつものピークを登っては下るコース。人通りがとても少ない区間です。笹漕ぎやハイマツ漕ぎも多し(特に双子池キャンプ場周辺、笹で足元はほとんど見えません)。体力と精神的なタフさも必要です。また、笹が朝露などで濡れていると、またたく間に靴の中までびしょ濡れになるので、防水透湿のウェアは必ず持っていきましょう。
オプタテシケの雪渓は登れば登るほど急登になります。この時期になると雪質は緩いですが、アイゼンを持って行くと安心して登れると思います。

オプタテシケ~美瑛岳
まだまだアップダウンは続きます。しかしこれまでとは打って変わって、道はだいぶ良くなります。美瑛富士避難小屋を利用する登山者が多いため、人も多くなります。
難易度
Google Map
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感想コメント

今回は、日本百名山完登を目指されている方と行動をともにいたしました。その方とは昨年も立山・剱岳に御一緒しており、また一緒に登れるのをとても楽しみにしていました。
初日以外は天気もよく、移りゆくさまざまな景色を堪能できたことは、お互いに一生の思い出になると思います。
百名山達成まで残り27座、頑張ってくださいね!
また北海道に来られる際は一緒に歩きましょう\(^O^)/

フォトギャラリー

三日目 トムラウシから十勝連峰へ縦走中、トムラウシを振り返ります

初日、旭岳ロープウェイの姿見駅から旅が始まります

展望がほとんどなかったため、山頂までの写真は割愛…

初日の宿、白雲岳避難小屋が見えます。テント場は雪の下。水場はしっかり掘り起こされています。

2日目、まず向かう忠別岳への縦走路『ストレート平』

起伏が小さいため気持ちよく歩けます。

道中ずっと見える、お隣の石狩岳・ニペソツ山

忠別沼。忠別岳への登りに備えてここで一休み。

忠別岳山頂

山頂からの景色。とてもいい感じのコントラストです

五色岳を過ぎるとトムラウシが姿を表します

化雲岳山頂。はぼ360度の展望。抜群の景色です

日本庭園。トムラウシに向けてラストスパート!

ロックガーデン。北沼まではずっと岩だらけー

南沼キャンプ指定地にてテント泊。夜は満点の星空でした。

3日目、遠く十勝連峰が見えます。今日も長いぞ!

十勝連峰の北の入り口、オプタテシケ山まではいくつものピークを超えて行きます。昨日までと違い道も険しいです

2年前はこのオプタテシケ山で心臓を破られました。雪渓の急登あり。アイゼンがあると便利!

オプタテシケから美瑛岳へと続く稜線。まだまだ道は長いが、今回はだいぶ体力を温存できてます。まだまだ行くぞー

美瑛岳山頂。ここで初めて十勝岳が見えます。今回の縦走はここまで。このまま望岳台へ下山します。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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