静かな初秋の高天原、水晶岳をぐるり
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年09月10日 (土)~2016年09月13日 (火)
- メンバー
- 天候
- 1日目晴れ、2日目晴れ、3日目晴れのち雨、4日目雨
- コースタイム
- 9/10
折立→(50分)→アラレちゃん→(125分)→五光ベンチ→(45分)→太郎平小屋⇔(20分)⇔太郎山→(15分)→薬師峠キャンプ場
9/11
薬師峠キャンプ場→(20分)→太郎平小屋→(110分)→薬師沢小屋→(70分)→B沢出合→(50分)→C沢→(30分)→E沢→(40分)→高天原峠→(50分)→高天原山荘⇔(20分)⇔高天原温泉⇔(20分)⇔竜昌池
9/12
高天原山荘→(7分)→岩苔乗越分岐→(45分)→水晶池入り口⇔(10分)⇔水晶池→(110分)→岩苔乗越→(10分)→ワリモ北分岐→(30分)→水晶小屋→(30分)→水晶岳→(30分)→水晶小屋→(25分)→ワリモ北→(60分)→鷲羽岳→(55分)→三俣山荘
9/13
三俣山荘→(120分)→双六小屋→(90分)→鏡平山荘→(110分)→小池新道入口→(15分)→わさび平→(55分)→新穂高温泉
- コース状況
- 薬師沢小屋から高天原峠までの大東新道は、B沢出合までは沢沿いのルート。岩のペンキマークを見落とさない様に。増水時の通過は避けて下さい。その先はE沢までを渡りながら峠へ一気に登って行きます。急登でハシゴやロープがあります。道は明瞭です。
高天原から岩苔乗越までも一本道で明瞭ですが、その先沢へ出るとペンキマークを良く見て下さい。水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳は浮石、落石に注意。
双六岳は、悪天時は巻き道ルートをおすすめします。
- 難易度
感想コメント
既に秋の気配を感じる北アルプスは高天原を目指して、折立から新穂高温泉までを歩いて来ました。あまり天気は期待出来ない予報でしたが、結果的に1日目から3日目の午前までは晴れて、素晴らしい景色に出会うことが出来ました。悪天時の増水を心配していた大東新道も問題なく通過出来たので嬉しかったです。
行ってみたかった高天原温泉にも行くことが出来ました。完全に野天のところも誰か来るのでないかとかなりドキドキしながら、写真を撮るためにも1、2分だけパッと入ってパッと出ましたが、そこから2時間は誰も来やしませんでした。もっとゆっくり入っても良かった。。。女性専用の小屋になっている方でのんびり入りました。高天原山荘から片道20分程掛かります。温泉に入って身体がすっかりリラックスした状態で小屋に戻るのは、ものすごくだるかったのとまた汗をかいてしまいました。高天原山荘は昨年新築でとてもきれいで快適な小屋でした。2階が屋根裏小屋みたいな大部屋で、みんなで雑魚寝ですが全員で8人だけだったので広々ゆったりと使う事が出来ました。2階にもテラスがありとても雰囲気が良いです。夜は名物のランプ!温かい明かりでした。ランプのおかげが夜でも小屋の中はとても暖かく感じました。
3日目は鷲羽池に下りてみたかったのですが、どんどん空模様が怪しくなっていって今にも泣きだしそうだったので、見えてはいるけれど諦めました。すると三俣山荘に着いた途端に雨が降り出したので行かなくてラッキーでした。それからずーっと雨で、4日目新穂高温泉に下りてもまだ降っていて、その後もずっと何日も降り続いたので1~3日半晴れたのがとてもついていました。天気が悪かったおかげで4日目雷鳥4羽にも会えました。沢に落ちたのかと思うほど全身びしょ濡れで寒かったので、下山してすぐに温泉に寄りました。
もともと天気予報が良くなく諦めていたのが、結果的に山登りしている時は晴れたので、とてもついていた山行になりました。
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