緑の山頂!雨乞岳(鈴鹿山脈)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年12月03日 (土)~2016年12月03日 (土)
メンバー
天候
快晴!
コースタイム
駐車場→6分→武平トンネル西登山口→31分→沢谷峠→11分→クラ谷分岐→48分→七人山のコル→21分→東雨乞岳→10分→雨乞岳→15分→東雨乞岳→14分→七人山のコル→5分→七人山→4分→七人山のコル→42分→クラ谷分岐→9分→沢谷峠→30分→武平トンネル西登山口→7分→駐車場
コース状況
武平峠から雨乞岳山頂まで急登はありません。
ところどころ登山道の崩落個所があり、足を滑らせないように注意が必要です。
またクラ谷出合からは沢沿いの登り。
渡渉箇所も多数あり、大雨や台風の後は控えたほうがよさそうです。

また、この季節は落ち葉で登山道がわかりにくい。
木に貼られているテープを見落とさないように。
難易度
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感想コメント

鈴鹿山脈・雨乞岳(あまごいだけ)。
標高は1238mで鈴鹿山脈の中で御池岳に次いで2番目に高い山です。
その名の通り、古くから雨乞の信仰の山であり、山頂の池(大峠ノ沢)で昔、神事が行われていたということです。

山頂は緑の熊笹に覆われた美しい姿です。
2年前の秋に登ったことがあったのですが、この時は天気が悪く、この美しい姿を見ることができませんでした。
雲一つない快晴の冬の日、雨乞岳に再訪しました。

ピンと張り詰めた早朝の冷気の中、武平峠の登山口を出発。
最初は樹林帯を登っていきます。
2年前と比べ登山道の崩落やがけ崩れが多くなっており、あちこちで道が付け変わっています。
木の根っこが露出しているところが多く、足を引っかけてこけないように注意する必要があります。
また、落ち葉が深く、登山道を覆っており、ルートがわかりにくいです。
木のテープを見落とさないように。

アップダウンを繰り返しながらクラ谷出合に到着。
ここからは沢登りです。
樹林帯の中ですが、木々は葉をすべて落としているので空が明るく気持ち良いです。
沢を登り詰めると、七人山のコルに到着。
ここから尾根を登って東雨乞岳に向かいます。

標高を上げていくと樹林帯を抜けて、熊笹の道になります。
熊笹が日に照らされキラキラして美しい。
東雨乞岳の山頂は広いです。
雨乞岳に続く熊笹の道が美しい。

今日は日本中でお天気が良かったようで、山頂からは白山から北アルプス、御嶽山、中央・南アルプス、恵那山まできれいに見えます。
そして雪をかぶった富士山も見えました!

鈴鹿の山には10回以上登ったことがありますが、富士山を見たのは初めてです。
空気が澄んだ冬はこのような楽しみがありますね!

フォトギャラリー

雨乞岳へ続く熊笹の道

2年前と比べて道の崩落個所が多く、道の付け替え個所が多いです

落葉をガサガサ踏みながらハイキング。葉っぱがすべて落ちているので、空が明るいです。

落ち葉が深く、登山道がわかりにくくなっています

心地よい沢歩き

七人山のコルから尾根沿いに登っていきます

やがて熊笹の道に

東雨乞岳の山頂に到着。

雨乞岳の山頂まで熊笹の道を歩きます。楽しい!

雨乞岳の山頂

雨乞岳から東雨乞岳を眺めます

山頂にある大峠ノ沢。この水は枯れることがないそうです

雨乞岳には三等三角点があります

東雨乞岳から北東側の景色。北アルプス、御嶽山が見えます

東雨乞岳から北東側の景色。中央アルプス、南アルプス、恵那山が見えます

東雨乞岳から東側の景色。手前の山は御在所岳。写真ではわかりにくいですが、富士山も見えました!

紅葉が終わり、落ち葉の季節

靴がずぼっと落ち葉に埋もれます

紅葉が終わり、落ち葉の季節

木々は葉をすべて落とし、空が明るいです

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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