湖西連峰“半”縦走

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年06月20日 (金)~2014年06月20日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
梅田親水公園-(15分)-梅田峠-(45分)-神石山山頂-(40分)- 
多米(ため)峠-(50分)-大知波(おおちば)峠-(30分)- 
おちばの里親水公園-(50分)-知波田(ちばた)駅-(天竜浜名湖鉄道20分乗車)-新所原駅-(20分)-梅田親水公園
コース状況
全体的に案内看板が良く整備されています。ただしルート上には分岐も多いので、進む方向をしっかり確認しながら歩く必要があります。湖西市観光協会が発行している「湖西連峰ハイキングマップ」を持っていった方が良いでしょう。
途中で出てくる、展望がきく岩などにあえて登らなければ、ルート上に通過が難しい箇所は特にないと思います。
難易度
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感想コメント

浜名湖の西側、静岡県と愛知県の県境にまたがる湖西連峰。300~400mほどの低山が、南北に連なっています。道も良く整備され、ハイキングコースとして、また浜名湖の好展望地として、地元の人々に愛されている山です。
静岡県側、愛知県側双方からたくさんのルートが整備されているので、時間や体力と相談しながら、どこを歩き、どこを目指すのか、色々なプランが組み立てられるのがこの山の魅力でもあります。
今回は静岡県側の湖西市梅田親水公園から歩き始め、北へ向かって、連峰の尾根を全体の半分ほど縦走し、最後は電車を使って戻ってくるという、グルッと周遊できるコースをとりました。周遊登山は最後まで飽きませんし、途中には浜名湖を見下ろせる展望地や、平安時代に栄えた寺の跡など、様々な見所もあります。空気の澄んだ冬の晴れた日には、富士山と浜名湖、あるいは太平洋を同時に見ることができ、その景色はなかなか貴重なものですよ♪最後には、浜松市民でもなかなか乗る機会のないローカル電車、天竜浜名湖鉄道(通称:天浜線)で帰ってくるのも、このルートの醍醐味です。
深山の雰囲気こそありませんが、見所が多く、豊かな自然が残るこの山並みを、のんびり歩いてみませんか?

フォトギャラリー

梅田親水公園に車を停め、出発です。

15分ほど歩くと梅田峠に着きます。ここで縦走路に乗ります。

南方面。所々、このような展望が得られます。天気はいいのですが、やはり6月。霞がかかっています。

道はよく整備され、歩きやすいです。

一等三角点の神石山。連峰南部の主峰的存在と言えるでしょう。

ベンチも整備され、南東方面の展望がききます。ここで折り返す人も多いですが、今回は更に先へ進みます。

雨やどり岩。大きな岩ですが、雨やどりはちょっと厳しいかも。

時間がない場合は、中尾根を下っていくと、知波田(ちばた)駅へのショートカットになります。今回は縦走路を更に北へ、多米(ため)峠方面へ。

自然豊かな森をのんびり歩きます。

多米峠。ここも県境で、下には車道のトンネルが通っています。

大知波(おおちば)峠に着きました。今回の縦走はここまでです。ただ、この峠は広々としており、展望もきくので、のんびりとしていきましょう。

この峠は、湖西と愛知県の豊川を結ぶ古道・豊川道が横切っており、旅人の往来も盛んだったといいます。旅の安全を見守るお地蔵様の復元でしょうか?

また、ここには平安時代に栄えたお寺があったそうです。

現在は、礎石の一部がわずかに残るのみですが、往時の姿を伝えています。

この峠も、浜名湖の好展望地。しかし、この時期は、やはり霞がかかってしまいます。肉眼では浜名湖が見えるんですが・・・。

峠からは、豊川道を湖西側に降りていきます。

おちばの里親水公園。ここも広い駐車場があるので、大知波峠付近のハイキングなら、ここに車を停めるのがいいでしょう。

豊川道の案内と、目印となる一本杉。この付近から車道歩きになるので、車に注意!

おちばの里親水公園から50分ほど歩くと、知波田駅に到着です。建物が歯医者さんと一体になっている、ちょっと変わった駅です。

一両編成の、まるでバスのような可愛い天浜線。これに乗って新所原駅に向かい、そこから20分ほど歩けば、梅田親水公園に戻れます。お疲れ様でした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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