コアツモリソウに逢いに富士の樹海散歩(山梨県河口湖町)

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投稿者
新井 康之
瑞穂店 店舗詳細をみる
日程
2017年06月12日 (月)~
メンバー
CR瑞穂店 新井
天候
晴れくもり雨
コースタイム
ゲート脇駐車スペース~15~大室山ブナ林
~70~野尻草原南端~25~精進口登山道
~45~コアツモリソウ群生地~5~大室山
ブナ林~15~ゲート脇駐車スペース

累積登高 367m
歩行距離 10.1km
入山8:30~下山13:30
コース状況
精進口登山道以外は整備されていない廃林道や
ケモノ道ですので、地図読み必須です。
できればGPS推奨。

大室山山頂へは、こちらをご覧ください。
http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=16325
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

梅雨入り時期になると毎年、
逢いたくてウズウズしてしまう
小さなお花があります。

コアツモリソウという、ちいさな小さな
お花です。
葉っぱの下で、しかも俯いてお花をつける
のでとても見つけにくいです。
花姿も、ちょっと独特。
ランの仲間にありがちな、特異な形です。
見ようによっては葉っぱのカサをさした
森の妖精にも、見えます。たぶん。。


今年もそんな小さな彼らのトコロへ
訪れてみました。

今をさかのぼること約1200年前。
長尾噴火口からの溶岩流によって形成された
近辺の樹海。
すでに存在していた大室山(紀元前1200
頃の誕生とか)を取り囲むようにして広がった
ために豊かな植生をまるで箱舟のように
閉じ込めてしまったそうです。

そんなわけで、この大室山近辺は
富士樹海の真っ只中にありながらブナやツガから
なる見事な原生林が残されています。

そんなちょっと変わった森ですので、
ゆっくりのんびりと散策しているとあっという間に
時間が経ってしまいます。
今回は大室山の山頂はパスして、東側の野尻草原を
回ってみました。

富士本峰の大展望は、残念ながら雲の中。
でも、木漏れ日の漏れる森のなかでゆっくり過ごせて
大満足のハイキングでした。


このエリアは、基本的には昔の作業道やケモノ道を
辿ります。
地図読みが出来ないと、初心者だけでは危険です。
ただ、近辺をガイドしてくれるエコツアー会社も
あります。
興味のある方は、そちらを利用されてもよいでしょう。

フォトギャラリー

よかった、今年も逢えました♪

開拓道路わきのゲートからスタートです。

ほどなく、ブナの広場。  いつ来ても、素晴らしいっ

大きな樹には、、

不思議と引き寄せられてしまう。。

あしもとには、ササバギンランや、

タニギキョウ、

ツクバネソウに、

ツマトリソウもっ

残念。 ヤマシャクヤクには、間に合わず。。

地味系ですがお気に入り。 クルマバムグラ。

苔が、もりもり元気です◎

オトシブミ、拾いました。

ぐるっと回って、野尻草原へ。

晴れていれば、目線の先には富士本峰がどーーーんっ

そしてお待ちかね、コアツモリソウ☆

うーん、変なお花。

ブナの広場に戻ってお茶&昼寝タイム。

お茶道具は、ひとまとめに。

今日もたくさん遊べました♪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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