水の山行ってきた!大山の絶景!烏ヶ山(からすがせん)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2017年09月30日 (土)~2017年09月30日 (土)
メンバー
天候
快晴
コースタイム
新小屋峠→75分→新小屋分れ→12分→烏ヶ山→13分→新小屋分れ→61分→新小屋峠
■歩行時間:2時間41分
コース状況
■鏡ヶ成キャンプ場ルートは通行止め(2017/9/30現在)

■新小屋峠ルート
登山口から山頂まで1時間半ほどなので、それほどきつくはありません。
しかし、長い間通止めになっていたこともあって、登山道の状態はよくありません。また、頂上直下は足場の悪い岩場が続き、急登も多いです。
初心者だけでの入山は控えたほうがよいと思います。


紅葉はこれからです。
今はまだナナカマドの実が赤くなり始めた状態です。
難易度
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感想コメント

伯耆大山の南側にそびえる烏ヶ山(からすがせん)
標高は1448mとそれほど高くはないのですが、三角錐の切り立った頂上の山容が美しく、山陰のマッターホルンと呼ばれています。
山頂から眺める大山南壁の景色も素晴らしい、という話を聞いていました。

ところが、この山は2000年に発生した鳥取県西部地震で登山道の多くが崩落し、入山禁止に。昭文社の山と高原地図でも長期にわたり登山道は廃道扱いとなっていましたが、2016年7月に入山規制が解かれました。
しかし、2016年10月に鳥取県中部地震で烏ヶ山南稜の登山道が崩落し、登山道は付け替わっているものの、頂上に至る道のりはなかなかハードです。

ちなみに、2017年の6月頃に流れたサントリーの「奥大山の天然水」のCMで宇多田ヒカルが登っている山がこの烏ヶ山です。

今年の8月に登ったのですが、お天気が悪く、山頂は真っ白で楽しみにしていた景色は楽しめず。
日本列島に移動性高気圧が訪れ、秋晴れが期待できるこの日、烏ヶ山にリベンジしました!

前回と同じく新小屋峠ルートのピストンで。
生命力を感じさせられるブナの森を登っていきます。
ところどころで赤い実が見られ、秋の訪れを感じさせられます。

標高を上げると、山頂を眺めながら登ることができます。
ナナカマドもたくさん生育しているので、秋がもっと深まれば紅葉も楽しめるでしょう。
そして、岩場の急登を登り切ると、目の前に大山南壁の絶景が広がります!
白く荒々しい岩壁。鳥肌が立ちました。
登山口から山頂まで1時間半ほど。
メリハリのある登山道で、密度の濃い山行が楽しめます。

紅葉はこれから。
秋色が深まればもっと美しい姿が楽しめるでしょう。

フォトギャラリー

岩場の急登を超えると、目の前に白い大山南壁と烏ヶ山の山頂です!

新小屋峠から出発です

ブナの森をたんたんと登ります

赤い実。秋の色ですね

幹にキノコがいっぱい

烏ヶ山の山頂が見えました!ここが紅葉するときれいでしょう

このあたりはナナカマドがたくさん。紅葉するときれいでしょう。ここから山頂に向けて急登が始まります

ナナカマドの赤い実

急登です!

山頂が見えました!

新小屋分かれ。ここから山頂まで緊張の登山が続きます

岩場と細い稜線が連続し、緊張が続きます

細い稜線を慎重に進みます。ちょこっと山頂が見えました

岩場の急登を超えると、目の前に白い大山南壁と烏ヶ山の山頂です!

頂上直下のこの岩場の登り下りが一番怖い

烏ヶ山さんちょう!今日は快晴!絶景を楽しめました

ずっと見たかった大山南壁。カッコいい!

荒々しい大山南壁

山頂から南側の景色。中央に見えるのは蒜山でしょうか

早朝。鬼女台(きめんだい)展望休憩所から眺める大山と烏ヶ山 。烏ヶ山の尖った山頂の形も美しい

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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