紅ツゲ彩る菅島・大山

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2018年01月11日 (木)~2018年01月11日 (木)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
鳥羽佐田港14:00⇒菅島港14:13
菅島港(27分)水道タンク(10分)林道出合(45分)大山(8分)大山登山口(30分)大山登山道B分岐(10分)A分岐(5分)菅島灯台(11分)しろんご浜(18分)菅島港
菅島港17:20⇒鳥羽佐田港17:33
コース状況
アプローチ
・菅島へは鳥羽佐田港から高速船があります

①鳥羽マリンターミナル(佐田港)にパンフレットがあり、参考になります
②周遊コースでトイレは菅島港周辺・しろんご浜のみです
③右回りで周遊コースを行く場合、菅島大山登山口の水道タンクまで何もありませんが一本道です
④水道タンクから先が登山道で、採石場が見える展望所で未舗装林道に合流します
⑤島を回るように林道を進むと菅島大山登山口の標識があります
⑥菅島大山への登山道は今の時期は紅ツゲの葉っぱが群生していますが、さらにいばらが多く、注意が必要です。山頂からの展望はありません。
⑥菅島大山から慰霊碑に下る登山道もあります
⑧慰霊碑~菅島港分岐までは緩やかな尾根道の登山道です
⑨菅島灯台付近で舗装の遊歩道に変わります
⑩監的哨跡が白浜山101mでここから展望がよいです(今回はパスしました)
⑪菅島灯台手前分岐から進むおんま浜は美しい浜のようです
⑫島での食事は事前予約制が多いので問い合わせが必要です
⑩鳥羽マリンターミナル周辺でも食事ができますが、18時くらいでほとんどが終わります
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

菅島は鳥羽の沖合3kmにある離島で海女の多い地域として知られます。
菅島にある菅島灯台は「日本の灯台50選」に選ばれ、現役では日本最古の煉瓦造灯台であり、建設当初の姿を現在に伝える歴史的・文化的価値の高さから、保存灯台に指定されています。その灯台や監的哨跡を巡る島の東側のコースが近畿自然歩道として整備されています。
島の西側には菅島大山(すがしまおおやま・236m)のハイキングコースがあり、東と西をつなぐと一周コースになります。菅島大山には山頂付近の日当たりのいい南斜面を中心に丈の低い紅ツゲが群生しており、1月から2月頃まで紅色や茶褐色に紅葉します。この紅ツゲは菅島と他全国に数箇所しかない固有種だそうで、冬の寒いこの時期に紅葉するという珍しい種で、荒れた土地と寒風吹く極悪の環境でないとこのように赤く染まらないそうです。不思議なことに春先になるとまた緑に戻るそうです。
今回はそれに合わせて訪れましたが、林道合流点で素直に林道を行けばいいのに、案内標識をとり違えた為、藪こきをするハメになりました。山頂はすぐなのに、イバラが邪魔をしてなかなか進まず、かなりこたえてしまい、あまり紅ツゲの印象がありません。写真で見るときれいですが、今回はまだ早いのか茶色ばかりが目立った気がします。
この区間以外は通常の里山登山道で整備がよくされていて樹林帯の中が多くなります。菅島灯台付近は水仙が咲き乱れ、いい時期かと思います。菅島灯台付近のおんま浜や黒崎あたりに寄り道して、浜を眺めるのもいいかもしれません。

フォトギャラリー

港から見る菅島大山

早速、島の周瑜道を行きます

水道タンクが目印

ここが登山口

最初はこんな登山道です

採石場と鳥羽湾

一旦、林道にでます

菅島大山236m

菅島港を眺めます

冬に紅葉するイヌツゲ

英虞湾方面でしょう

大山登山口

大山をみます

島の向こう側は樹林帯

分岐A

監的哨跡分岐

灯台50選の菅島灯台

菅島灯台の周りは水栓が見頃

遠く伊良湖岬が見えます

こちらは鳥羽方面

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

イオンモール各務原店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部