黒部源流域 薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳縦走

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投稿者
浦和パルコ店 家田 森
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日程
2010年08月26日 (木)~2010年08月30日 (月)
メンバー
好日山荘浦和パルコ店 家田 森
好日山荘東京支社 向山 富雄
好日山荘銀座店 長谷川 達希
天候
ほぼ晴れ(雨で雨具は使いませんでした)
コースタイム
8/26  東京・秋葉原駅~(夜行バス)~
8/27  ~有峰口~(タクシー)~折立~太郎平小屋~薬師岳ピストン
8/28  太郎平小屋~北ノ俣岳~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~三俣山荘
8/29  三俣山荘~鷲羽岳~水晶小屋~水晶岳ピストン~野口五郎岳~烏帽子小屋
8/30  烏帽子小屋~烏帽子岳ピストン~高瀬ダム~(タクシー)~信濃大町駅

申し訳ありません。データ紛失に付き、所要時間は書けませんが、
概ねコースタイムどおりだったと思います。
コース状況
全体的によく整備された登山道。天気も良かったのでコースコンディション良好。
ルート上に雪は一切無。

○薬師岳、三俣蓮華岳の登りは沢状地形の急登ゆえ、やや注意。
○黒部五郎岳から五郎平への下りには敢えて冬道たる稜線コースをたどる。
 ヤセ尾根で岩場の連続なので初心者は注意が必要。カールコースがおススメ。
○水晶小屋から真砂岳までの間は、裏銀座の王道ルートと油断していたら
 結構スリルあるヤセ尾根。赤土の斜面に刻んだトレースは、雨の時はすごく怖そうだ。
○最後の烏帽子岳はちょっとした岩登り感覚が楽しめる山。
 高度感苦手な方には難しいかも。

  全体的に水場は多くない。折立もトイレの水しかなく、太郎平小屋、
 黒部五郎小舎、三俣山荘以外は、薬師峠、岩苔乗越〈結構下るので未確認)、
 ブナ立尾根入口くらい。小屋で水を買うことになる。
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

 夏の報告です。

 とにかく、やはり長いコース。
その分、歩いた充実感はひとしお。天気にも恵まれたので、歩いてきた軌跡が遠く確認でき、改めて北アルプスの山の大きさと奥深さを体感しました。
 そして非常に暑かった。
水場が少ないのは分かっていたことだけど、なまじっか好天なものだから、特に水晶小屋~真砂岳~野口五郎岳は炎天下で、砂漠を歩くようだった。汗が出なくなりつつあり、後一歩で脱水症状になるところであった。野口五郎小屋はオアシスのようだった。

 当初は色々と不安要素もあった山行であったが、天気とメンツにも恵まれ、思いのほか!?順調で、かつ充実した夜行3泊4日となった。ブナ立て尾根もあっさり下れてしまったし。薬師岳のカール、稜線漫歩、鷲羽岳の急登とご来光、広大な山々の景色。今度は、また雲の平か赤牛岳~読売新道か…。薬師岳から立山を目指すもよし、行きそこなった双六岳を結ぶもよし。想いは北アルプスに馳せる。

 百名山95座登頂。残すはあと5座!!
 
 

フォトギャラリー

折立口。ゆっくり準備ができます。携帯圏外(au)。水トイレのみ(やや不適?)。

急登を終えると、剱岳を望みながらの高原歩き。

太郎平小屋。水量豊富でした。ここで昼食をとり、薬師岳ピストン。

この写真からは分かりませんが、薬師岳の大カールは圧巻です。

小屋に着く直前、夕立に会う。今回の山行唯一の降雨。

翌日。北ノ俣岳の稜線。憧れの稜線漫歩。

黒部五郎岳。眼下には雲の平を望む。

ヤセ尾根を下る。スリリングで、長い。

偽ピークにだまされつつ、三俣蓮華岳に立つ。双六岳は遠かった。

三俣山荘。絶好の展望ロケーションとコーヒーが自慢。

真っ暗な中急登を登り、鷲羽岳にてご来光。

朝焼けの富士山。

水晶岳も岩場が多い。この先には赤牛岳、読売新道と続く。こちらも長いんだ。

灼熱炎天下の野口五郎岳。

まさに野口五郎小屋はオアシスだった。水購入。

烏帽子小屋。ここまでえらく長く感じた。ここも水購入。

最終ピーク、烏帽子岳。200名山。カッコいい。

烏帽子岳の岩峰。この裏からアプローチ。

ちょっとした岩登りの末、高度感のあるピークに立つ。

高瀬ダムが見えたらゴールは近い。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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