新緑眩しい武甲山
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2018年05月21日 (月)~2018年05月21日 (月)
- メンバー
- おとな女子登山部ニコ
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 一の鳥居(30分)不動滝(30分)大杉(30分)山頂(20分)シラジクボ(40分)小持山(30分)大持山(35分)妻坂峠(30分)一の鳥居
- コース状況
- ・山頂~シラジクボ、小持~大持山間、妻坂峠は急な下りがあるので滑らないよう注意。
・駐車スペースの一の鳥居には簡易トイレ3つあります。山頂にもあります。
- 難易度
感想コメント
埼玉の初登山、武骨なルックスと名前に惹かれて武甲山を選びました。このちょっと地味な山行に付き合ってくれたのは健脚お嬢・ニコ!日の出と共に出発したのに埼玉の道路はすでにたくさんの車…ドキドキしながら慣れない道を走り、無事ニコをピックアップして秩父路へ。セメント材料の石灰岩が大正期から採掘され続け、北側がまるでピラミッドのような人工的な様相になっています。自然破壊と言われもしますが、その異様な見た目は、傷付いても平然と構える武士のような気迫が漂っていて一目見ただけで釘付けになってしまうほどです。
見学したくなるような迫力ある工場地帯を通り抜けると、右手に狛犬を従えた一の鳥居。新緑が眩しく思っていたより涼しかったので快適な一歩を踏み出しました。
登り始めてしばらくコンクリートの坂道が続くので、鈍った体には少々きつい。一時間ほど歩いて火照った頬を冷たい滝の水で引き締めました。新緑のシャワーを浴びながらの森歩きは本当に心が癒されます。ニコも私もすっかり笑顔。そこからは神秘的な杉の大木が現れ始め、森の中をゆるゆる歩いているといつの間にか山頂でした。
事前情報で埼玉一残念な山頂とありましたが、上からセメント工場を見下すのが新鮮で、自然と人工物のギャップが意外に面白い。工場好きにはおすすめです。ニコ氏の山ごはんでお腹を満たしてから縦走路へ。今までと全く様相が変わっていて、西側から奥多摩の山々が迫り、山の奥深くに入り込んでいくような感覚を覚えました。アップダウンを繰り返し、岩場をすり抜け、アカヤシオの鮮やかな赤に目を奪われ…次から次へ変化に富み飽くことのない楽しい道でした。
下山後はちょっぴり高い武甲の湯(700円)で汗を流しました。ご当地キャラのブコーさんも一目見れたので満足しましたが、帰りは渋滞にはまってゲンナリ…。関東の道にも早いとこ慣れたいです。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。