瑞牆 十一面岩奥壁 「一粒の麦」&末端壁
- 投稿者
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サイド 真博
名古屋栄店
- 日程
- 2018年06月08日 (金)~2018年06月08日 (金)
- メンバー
- 名古屋駅前店 サイド
他2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 駐車場(120分)白砂のテラス(200分)奥壁ピーク(15)白砂のテラス
- コース状況
- アプローチに関しては「瑞牆クライミングガイド 上巻」がわかりやすいです。
正面壁を過ぎ、黄色テープの踏み跡をたどりますが、歩きすぎると小ヤスリへ行ってしまうので注意です。
- 難易度
感想コメント
梅雨入り後のわずかな晴天を狙って、2日間瑞牆に行ってきました。
初日は今シーズン目標にしていた、イレブンクラックの登竜門的ルートである「アストロドーム 5.11a」を登りに末端壁へ。
前夜の大雨の影響で、決していいコンディションではありませんでしたが、なんとかRPできました。
2日目は山梨から急遽参加した後輩を加え、3人で奥壁の「一粒の麦」へ
2P目と6P目が面白いとの事で、1~3Pはリードさせてもらい、4~6Pは友人にリードしてもらいました。 すでに登った事がある後輩は全ピッチフォロー。
1P目 5.9
階段状から短いクラックを登り2P目の顕著なクラックの下まで。
ワンポイント、意外と悪いのでプロテクションは後続のためにも取りましょう。
2P目 5.10b
本ルートのハイライト。壁に雷が落ちたような長く、美しいクラック。ハンド~オフィズスへと徐々にサイズが大きくなります。カムは4番が2個あれば安心ですが、1個でもなんとかなりました。
3P目 4P目 5.6
目の前の岩を回り込むような感じでトラバースしチムニーの前でピッチを切ります。
チムニーは突き当りまで登り右へ。
5P目 5.10a
下部は微妙ですが上部は面白いです。ダブルクラックの右を登りました。
6P目 5.10c
本ルートの核心。ダブルクラックから右上しコーナークラックへ。
トポには「最後ブッシュを掴んで右上コーナーへ」とありますが掴まなくても登れます。
コーナークラックに入れば後は天国、ハンドジャムがバシバシ決まる快適なクラックが頂上に続いています。
頂上ではカムで支点構築するので1,2,4,5番あたりをいくつか残しておく必要があります。
下降はクライムダウンを交えた歩きで取付まで。
「一粒の麦」はアプローチは遠いものの、ルート中に1本のボルトも無く、2P目と6P目のクラックは秀逸でお勧めのルートです。
「錦秋カナトコ」や「調和の幻想」の次のステップとしてもいかがでしょうか。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。