中央分水嶺・高島トレイル~スル―ハイク途中敗退~
- 投稿者
- 荻野 なずな(おとな女子登山部)
- 日程
- 2018年11月02日 (金)~2018年11月05日 (月)
- メンバー
- おとな女子登山部 あやや
- 天候
- 晴れからの雨
- コースタイム
- ◆day1
国境(120分)乗鞍岳(140分)黒河峠(泊)
◆day2
黒河峠(105分)三国山(40分)明王の禿(20分)赤坂山(90分)寒風(50分)大谷山(50分)抜土(140分)幕営地(泊)
◆day3
幕営地(75分)P887(50分)三重嶽(170分)武奈ヶ岳(150分)水坂峠(100分)椋川集落幕営地(泊)
- コース状況
- ◆トイレ:マキノ駅、黒河峠、椋川集落
◆倒木が多数ありますが、道箕かかっている部分は切ってありました。
◆所々不明瞭な箇所がありますが、慎重に「高島トレイル」の黄色いテープを探してください。
◆水場は地図に載っている通りですが、場合によって涸れていたりするので2ℓは持てる体力が欲しいです。
- 難易度
感想コメント
高島トレイルは近畿地方の滋賀・福井・京都に接する分水嶺をたどる全長80kmのトレイルです。
一番高い三重嶽でも1000mに満たない低山山域ですが、入ってみると思った以上に山深く体力・技術が必要な歩き応えのあるトレイルです。
指定のテントサイトや宿、食糧を補給できるポイントは無く、水(沢の水をろ過)を補給できるポイントも限られているため、アルプス等の一般的な縦走登山とは違う技術が必要になります。
この高島トレイル、ダイレクトに自然を感じられることに合わせて、何と言っても一番の魅力は「中央分水嶺」を歩くということです。
雨水を日本海側か太平洋側に分ける分水嶺。日本海側へ流れるか、太平洋側へ流れるか。
一言で言うとロマンですよねぇ。
そんな4泊5日のトレイル歩きに関して、当初あややは色々心配していました。
①トイレが無い
②歩くこと(と荻野)に飽きちゃう
③山で不穏になりたくない
「大丈夫」とひとつずつ不安要素を潰し?本人ご納得のもと出発しました。
また、今回は「軽量だけど美味しくて栄養のあるごはんを食す」という裏テーマもあったので、乾燥野菜を多用し食糧計画を立ててみました。
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当初は4泊5日のスル―ハイクを準備して臨みましたが、途中時間のロスにてタイムアップを迎えたのと後半天気予報が芳しくない無いこともあり、桜峠にてフィニッシュ。
こうゆう山歩きって楽しいなと、改めて思いました。
残り後半は、年内中にカタを付けたいと思います。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。