紅葉の高取城へ / 高取
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2018年11月08日 (木)~2018年11月08日 (木)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 高取町観光駐車場~25分~上子島砂防公園~50分~猿石~60分~高取城本丸・高取山(583.6m)~10分~八幡神社~30分~五百羅漢~10分~壷阪寺~60分~光永寺・人頭石~10分~高取町観光駐車場
- コース状況
- 高取城は全体が山道の為、軽登山靴を用意しましょう。
水場:なし
WC:高取町観光駐車場近くの児童公園、上子島砂防公園などにあり
感想コメント
奈良県東高取町にある「日本三大山城」の高取城に行ってみました。
高取町観光駐車場から出発。高取城は紅葉の名所としても知られており、混雑を避けるなら早朝に到着した方が良さそうです。城下町に残る武家屋敷を見ながら歩いて行くと、上子島砂防公園に到着。この辺りは既に部分紅葉が始まっていました。
高取城の第一門の「黒門跡」の辺りは舗装されていますが、宗泉寺への分岐から先は階段状の山道が始まり、山登りらしくなってきます。「七曲り」「一升坂」「岩屋不動尊」を過ぎると、「二の門跡」の手前に明日香村で発見されているのと類似している「猿石」が現れます。この「猿石」は古代飛鳥の出土品を城に設置したと言われており、他に古墳の石棺なども高取城の石材として使用されているそうです。
「二の門跡」あたりから高く詰まれた石垣が左右に現れはじめ、往時の雰囲気を偲ばせてくれます。天気予報が外れて快晴となってくれたお蔭で、「国見櫓」からは大和から二上山まで一望できる見事な景色が望めました。
本道に戻って道なりに進み、大手門から入城。警戒厳重な桝形虎口を経て、本丸のある高取山の山頂へ到着。三角点あり、展望は南の方面にあり。気温21度で暑い。本丸周辺は10mぐらいある巨大な石垣が並んでおり、見応えがあります。山頂部は紅葉が少しずつ始まっており、これから本格的な紅葉シーズンとなりそうです。
帰路は山路を下って「五百羅漢」「壷阪寺」を経由して城下町に戻り、謎の「人頭石」のある「光永寺」へ。この「人頭石」は「猿石」などと同時期に作られたとされ、岩の片面に大きな鼻と耳、突き出した顎が刻まれている事から、古代の飛鳥にやって来た外国人をモデルにしたのではないかと言われています…。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。