鈴鹿南部縦走 ➀油日岳⇒鈴鹿峠

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投稿者
本田 康之
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日程
2018年12月07日 (金)~2018年12月07日 (金)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
晴れ
コースタイム
JR関6:09→JR柘植駅6:27
JR柘植駅(55分)奥余野公園(12分)三馬谷小屋(40分)油日岳(11分)加茂岳(13分)忍者岳(16分)三国岳(73分)那須ヶ原山(26分)三ツ頭山(29分)唐木岳(15分)小笹山(10分)坂下峠(23分)溝干山(21分)高畑山(50分)鏡岩(5分)鈴鹿峠(8分)片山神社(22分)伊勢坂下バス停
伊勢坂下バス停16:05→JR関駅バス停16:23
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道1号線沿いのJR関駅に1回300円の駐車場があります
・鈴鹿峠までの公共交通機関はなく、伊勢坂下まで亀山市コミュニティーバスあり(本数少ない)

①柘植駅からの東海自然歩道の標識に従い舗装路・一部未舗装路を進みますが、奥余野公園分岐で右折する
②奥余野公園に駐車場・トイレがあります
③奥余野公園から先は車侵入禁止で林道終点の三馬谷小屋から登山道が始まります
④三馬谷小屋は休憩舎になっています
⑤三馬谷小屋からしばらく沢沿いで途中に滝が4個でてきます。登山道は最後にして最大の天竜の滝手前で渡渉し、対岸に渡り、巻いています
⑥油日岳からの展望はありませんが、山頂直下にある避難小屋からの展望はあります
⑦油日岳~那須ヶ原山までは細い稜線でヤセ尾根が続きます。特に三国岳前後のキレットが注意で下りの部分は残置ロープがあるが今回の縦走路で最も難易度が高い部分です。
⑧那須ヶ原山頂に石室を利用した休憩所があります
⑨那須ヶ原山~唐木岳にも一部、ヤセ尾根があります
⑩唐木岳からの下りは巻道を進みますが、一旦、下降し、岩場をトラバース上に登ります(残置ロープあり)。唐木岳から直接、下降するのは最後に鞍部に降り立つ際のチムニーの岩場の下降が危険です(ここにも長いスリングがたれています)
⑪小笹山から長峰尾根を下降、もしくは坂下峠から神大滝林道で国道1号線に下れます。いずれも国道1号に出ると上り線に渡る必要があります(横断歩道がありません)
⑫溝干山~高畑山はやや広めの尾根道で格段に歩きやすくなります
⑬高畑山のナイフリッジは短いザレ場でスリップ注意
⑭ナイフリッジからは徐々に標高を下げていく樹林帯
⑯鈴鹿峠から滋賀側に少し行くと、トイレと常夜灯があります
⑰鈴鹿峠から国道1号下り線に出ると、ここから坂下まで舗装路になります。国道1号沿いに歩きますが歩道があります。伊勢坂下バス停は公民館前。
⑰立ち寄り湯は亀山温泉白鳥の湯が300円(10:00~20:00  火曜休)
難易度
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感想コメント

1000m級の山々が南北に連なる鈴鹿山脈も鈴鹿峠で一旦、標高が357mまで下がります。その先はさらに油日岳まで続きますが、この区間は600~700m級の低山ではありますが、小刻みなアップダウンが続き、JRで言えば関西本線の関駅~柘植駅になり、やはり加太越という難所があります。今回は並行するJRも利用して油日岳~鈴鹿峠まで縦走してみました。
主だった山は鈴鹿の南端である油日岳(あぶらひだけ・693m)・信仰の山である那須ヶ原山(なすがはらやま・800m)・360度大パノラマの高畑山(たかはたやま・773m)になります。
前半は油日岳・加茂岳・忍者岳・三国岳と名のあるピークが出てきますが、那須ヶ原山が近くに見えているのになかなか進まない印象で、基本的に主稜線なのに道がずっと狭く、山と山の間にでてくるミニキレットのようなV字型の峠で時間を費やします。山と高原地図で険しいとしか書いていないのにそれ以上に色々と出てきました。那須ヶ原山前後で一旦、広くなりますが、三ツ頭山・唐木岳と小刻みにアップダウンを繰り返し、唐木岳の下りでキレットとして落ち込みます。唐木のキレットは巻道になっていますが、主稜線沿いに進んだ場合は結構の難所なのでしょう。この先の高畑山のナイフフリッジも関西で言えば六甲の須磨アルプスのミニ版といった感じで、すぐに終わりました。
高畑山は360度パノラマで北の鈴鹿の主稜線、伊勢の錫杖ヶ岳などがはっきり見えましたが、今日はさすがに冬型の北風が吹き、冷え込んでいるのですぐに下りました。
鈴鹿峠にははじめて行きましたが、いまや国道1号線でトラックがひっきりなしに走るものの、ひっそりした所でした。
北に目を向ければ鈴鹿峠~仙ヶ岳間はまだ未登なので近いうちに歩いて見たいと思います。

フォトギャラリー

油日岳~三国岳の稜線

奥余野公園

三馬渓谷の天竜の滝

油日岳避難小屋からの展望

細い稜線が続きます

こんな看板が多く見られますが、、、

ロープを持たないと厳しい

下れば、こんな上りが待っています

この下りが傾斜が強く、険しい

那須ヶ原山800m

唐木山720m

山頂からこれから進む溝干山

唐木山を振り返ります

坂下峠ですが、この看板は間違っている?

高畑山への稜線

笹の茂る平和な道

展望抜群の高畑山773m

高畑のナイフリッジ

下山地の坂下宿が見えました

鈴鹿峠到着!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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