塔ノ岳(丹沢)冬の終わりを感じる

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投稿者
吉田 精一
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日程
2019年03月14日 (木)~2019年03月14日 (木)
メンバー
友人
天候
晴れ
コースタイム
大蔵バス停―(40分)―大倉高原山の家―(70分)―堀山の家―(70分)―花立山荘―(20分)―金冷シ―(30分)―塔ノ岳
コース状況
登山道に雪なし。
アイゼンの必要なし(例年だと6本爪アイゼン持参をお勧めします)
難易度
Google Map
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感想コメント

3月の晴れた日に丹沢山塊で人気の塔ノ岳へ。
ヤビツ峠からアップダウンを繰り返すルートも大好きなのですが、バスの時間が合わずポピュラーな大倉尾根(通称バカ尾根)を上ります。
小田急線渋沢駅から神奈川中央バスに乗り約10分。大倉バス停で下車します。
大倉バス停にはトイレ・コンビニ・駐車場があり、塔ノ岳や鍋割山の起点として多くの登山者が利用します。
しばらく車道を上り登山口に取り付きます。
最初はなだらかな登りとなり、ウォーミングアップには丁度いい感じです。
軽い息切れが始まるころに登山道本線と大倉高原山の家へと至る分岐へ。どちらの道でも時間・体力の消費は変わらないので今回は秦野の街を一望できる大倉高原山の家側を目指します。
山の家には木のイスとテーブルがあり、最初の休憩場所としてお勧めです。
広い尾根を少し進むと立派な造りの見晴茶屋があるので、ここで休憩をする登山者も多いです。
見晴茶屋を過ぎるとこれぞ大倉尾根!という登りが果てしなく開始されます。
木道&階段&木道&階段&階段&階段・・・
登山者の多いルートのためドンドン登山道が侵食され傷んでいく山を守るため、登山者がより安全に山を楽しめるため、本当にありがたいです。
直線的な登り下りが多い大倉尾根をひたすら登り、少し心が折れかけた所にイスとテーブルが設置された堀山の家に到着します。ここまで歩行距離としては2/3を進んでいますが、体感的には1/2。体力が減ってきている状態で頂上まで更なる登りが続きます!
約70分後、展望の素晴らしい花立山荘へ到着!塔ノ岳まではあと1時間弱ですが最後の登りに備え休憩をとります。晴れていれば西に富士山がドンッ!昼になるにつれガスが掛かる事が多いので富士山の写真を撮る方は取り合えずこの場所で1枚!
花立山荘を過ぎると塔ノ岳までトイレは無いので注意。ちなみに今回のルート上のトイレはチップ制(維持費に還元されます¥100)なので小銭の用意をお勧めします。
鍋焼きうどんで有名な鍋割山との分岐「金冷シ」を過ぎ、約30分の登りで長い長い塔ノ岳までの尾根歩きは終了します。
塔ノ岳山頂には「尊仏山荘物語」で有名な尊仏山荘と広い頂上があります。
頂上の展望は抜群!ゆっくりゆったり思い思いの楽しみ方を満喫できる頂上です。
ただ、風が吹いている日が多く遮蔽物がほとんどないので夏でもウインドブレイカーと防寒具は忘れずに!
大倉尾根は危険個所が少なく、山小屋・トイレの数が多いので、ファミリーや女性の方にも安心して登れるルートです。塔ノ岳頂上は大変気持ちがよい場所ですが、体力に合わせて堀山の家までとか花立山荘までとか、自分なりの目的地を設定しても十分に楽しめるお勧めの山です。
春を感じに大倉尾根を歩いてみませんか。

フォトギャラリー

大倉尾根名物 木道!

大倉からスタート

所々にあるトイレ。ありがたいです。

どちらに進んでも歩行時間は変わりません。

流石にまだ霜柱はありました。

秦野が一望できる大倉高原山の家。

見晴茶屋を過ぎてから本格的な登りへ。

名物の木道が続きます。

だんだんきつくなる階段。

堀山の家にはイスとテーブルがあります。

さらにひたすら階段が続きます。

まだまだ続くよ、階段階段。

見晴らしの良い花立山荘から頂上を望む。

先日の雪で富士山が再び雪化粧。

体力的にきつくなるけどもう少し続く上り。

蛭ヶ岳と檜洞丸。

少しやせ尾根あります。

金冷シ分岐。左は鍋割山へ。

ヤビツ峠から塔ノ岳へ至る尾根。

頂上には彼の尊仏山荘。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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