春爛漫の日白山

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年03月20日 (水)~2019年03月20日 (水)
メンバー
新潟山友2名
天候
ピーカン!
コースタイム
駐車場(10分)二居峠登山口(20分)あずま屋(120分)東谷山(70分)日白山(35分)二居ノ頭(90分)林道の橋(15分)駐車場
コース状況
・街道の湯の脇の駐車スペースに車を停めました。最終トイレは手前の道の駅三俣となります。
・日白山まではトレースばっちりあります。登りは急傾斜なのでアイゼンを付けました。下山に使える尾根は何本かありますが、最も傾斜の緩い二居ノ頭の細尾根~1073mピークを通過して下山しました。下りは場所によっては急、ザラメ状で潜るのでワカンやスノーシューが必須。
難易度
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感想コメント

 この冬はアイゼンを使った登山しかしてなかったので、雪が解ける前にワカンを履いてもふもふの雪と戯れたい!ということで、前から狙っていた残雪期限定のルート、谷川岳の西側に位置する日白(にっぱく)山へ行ってきました。この日は平地でも10℃を上回る暖かさ、雪山といえど上から下からの照り返しでかなりの汗をかきました。

 スタートは朝6時半、ひんやりした空気の中を歩き出します。暑くなることを想定して、3シーズン靴に上は薄手のウールインナー、そして残雪期もはや定番となったミレーのティフォン50000パンツにゲイターの組み合わせ。ティフォンは防水なので雪の上にお尻をついても濡れなくて安心、ストレッチも効いて雪遊びにはもってこいの優秀パンツなのです。念のためいつものように薄いウールタイツを履いてましたが、トレイル上は無風のどピーカン、タイツなしでもいける陽気でした。

 そんなこんなでニット帽も日差しを防ぐため途中からハットに切り替え、水分をしっかり摂りながら登りました。この日最も印象に残った山は平標と仙ノ倉、始めから終わりまでずっと見えていてどっしりと強い存在感を放っていました。日白山から縦走路が延びていて、次の日も休みでお天気だったら下りずにテントを持って歩き続けたかったです。

 他に誰もいない山頂でのんびりお昼をとった後は、初めてのドローン撮影会。N○Kのような高度な撮影が一般人にもできるなんて、テクノロジーの発展にただただ驚きでした。

 下山はわかりやすい尾根を選んでドロップイン。ワカンを装着して縦横無尽にかけ下りました。地図を見ながら道なき道を進む、想像した地形が目の前に広がる達成感、晴天時に限りますが積雪期の読図は明確に地形が浮かび上がってくる感覚を味わえます。雪山の醍醐味を味わっていると何やらむずむず、しまったと思った頃には既に杉林の中。時既に遅し、くしゃみ鼻水涙が止まらず、持っている装備でできるだけガードしなから駐車場まで戻りました。
 
 下山後は速攻で温泉にドロップイン、きれいさっぱり花粉を洗い流しました。この時期は日帰り温泉が近場にあるということも、花粉症もちにとっては重要な鍵となってきます。
 それにしても稜線で見たたくさんの白い山並みは圧巻でした。いつの日か繋いでみたいです。

フォトギャラリー

素晴らしき青と白の世界。

鉄塔を下から撮ると面白いことに。

雪庇の張り出した尾根を行く。

どこから見てもそれとわかるテーブルマウンテン・苗場山。

急なのでアイゼン大活躍。

影遊び。

傾斜が緩むと東谷山はもうすぐ。

山頂からは平標と仙ノ倉の稜線が迫ってきます。

八海山や巻機山も見えてきました。

奥のピークが日白山。一旦下ります。

振り返って東谷山。

ピークを1つ越えて山頂へ。

高度が再び上がってきました。まだ苗場山見えてます。

山頂へ出ると谷川連峰。

ドローンで遊ぶ。映像はおとな女子登山部のインスタでご覧いただけます。

下山。縦走路は平標まで続いています。下りたくない~。

平標と仙ノ倉が眼前に。

二居ノ頭から延びる細い尾根。地形図まんまの形。

お待ちかね、もふもふタイム。

杉林に阻まれる。花粉から身を守る不審者。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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