みんなで楽しむ♪唐松岳(2696.4m)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年08月17日 (土)~2019年08月18日 (日)
- メンバー
- 営業MD部:井上 営業企画部:松本、近兼
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目
八方池山荘(50)八方山ケルン(30)八方池(60)扇雪渓(20)丸山ケルン(60)唐松岳頂上山荘泊
2日目
唐松岳頂上山荘(15)唐松岳(2696.4m)(15)唐松岳頂上山荘(120)第3ケルン(60)八方池山荘
- コース状況
- ・特に問題なし。
・頂上直下の迂回路通行止でした。
・夏山とはいえども朝晩は冷え込むのでフリースやダウン等防寒具必須です。
・唐松岳頂上山荘は水有料(2L/300円・要煮沸。)
«お手洗い情報»
・八方池山荘(未確認)
・八方山ケルン(水洗/ペーパー有)
・唐松岳頂上山荘(簡易/ペーパー有)
- 難易度
感想コメント
職場の方と唐松岳(長野県・富山県/標高2,696m)に行って来ました。
初めてご一緒したお2人は小屋泊は初めて、という事でもう1人の先輩となるべく楽しんで登って頂けるように計画しました。
■1日目
前日に白馬に入っていたので、朝は早くから行動開始!!とはいかず、ゴンドラとリフトを乗り継ぎ何やかんやで八方池山荘に到着したのは10:00。
生憎の曇り空でしたが、観光客の方は多く、皆八方池を目指しています。
ゴンドラとリフトで標高を稼いだのは良いのですが、身体が慣れていないと高山病になる危険もあるので、高度順応も兼ねていつもよりゆっくり歩くことを心掛けました。
白馬は何回か来ていますが、ゆっくり八方池を見たのは初めてです。
ガスが濃く、八方池に映る逆さ白馬三山鏡は見れませんでしたが、高山植物が咲き乱れ、涼しくて気持ちが良かったです。これ、嫌いな人いないやつやん。
八方池を過ぎてからは尾根歩きとなり、徐々に急になってきます。適度に休憩を入れつつ、扇雪渓、丸山ケルンを順調に通過しました。
最後の登り100mは少しきつかったですが、笑顔で登りきる事が出来ました。
15:00に到着すると、頂上小屋は満員。別館の方に案内されました。
一度靴を脱いでしまうと登山スイッチが切れてしまい、明日も晴れ予報との事で、今日はゆっくり
夕ご飯を食べる事にしました。
のんびりしに来ましたからね。これで良いんです。
交通や宿泊の手配は先輩がして下さったので、私はごはん担当です。
4人分は久しぶりだな、と思いつつ何を作ろうか悩みまくりましたが、多分おつまみを出せば納得して頂けるのではないだろうかという考えに行き着きました。
食べながら次のおつまみを作る・・・を繰り返します。
途中、外にいた方全員から歓声が。理由は真正面から剱岳が顔を出したから。
やっぱり皆の憧れの剱岳。いつ見ても恰好良いです。
やや肌寒くなった19:00にお開きとしました。
夜の星空観賞も出来て1日目は終了。
■2日目
ご来光に間に合うように起床し、防寒対策をしっかりとってから唐松岳の頂上でご来光を目指します。
美しい朝焼けを見られる場所でもありますので頂上は人でごった返していました。
黄金色の太陽が顔を出すとそこからはとても速く、一気に回りが明るくなります。
ご来光はもちろん神々しくて素晴らしいのですが、私は太陽が顔を出す直前の空の色も大好きです。
何ともいえないグラデーションはたとえカメラで撮ってもその美しさは直接見る以上に感じることは出来ません。
この景色を見れる事が小屋泊の醍醐味だと感じます。
雲一つない青空に、撮影しっぱなし。気が付けばもう下山を開始しないといけない時間。
「ここに住みたい。」と言い出す2人。
しめしめ、と私。
下山は足元がかろやか。
ただし、昨日以上に人が多く、すれ違いは譲り合って進む場面が非常に多かったです。トレランスタイルの方が多かったのも印象的でした。
標高が下がるにつれ、気温が高くなる・・・。八方池山荘の気温は29℃。
これじゃあ下界はどんな暑いんだ!!
下山してから白馬店に寄り、みみずくの湯でお風呂に入り、ノースフェイスショップ、パタゴニアショップと巡りゴールデンコース完遂。
全員大きな体調不良もなく怪我無く良かったです。
特に同じ部のお2人には普段お仕事でお世話になっており、小さいながら恩返しできる機会になればと思っておりました。「楽しかった」と言っていただけてホッとしました。
涼しくなったらまた日帰りの山も是非ご一緒しましょう。
■今回の服装
上:ミレー・ドライナミックメッシュ ウール長袖(150ウィイト)
下:春夏用パンツ
■気温
8/17 10:00八方池山荘(20.5℃) 20:30小屋内(25℃)
8/18 5:00唐松岳(14℃)、11:00八方池山荘(29℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。