酷暑を逆手に!!念願の沢登りデビュー@元越谷(鈴鹿山脈/滋賀県)

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
もっちー(おとな女子登山部)
日程
2020年08月18日 (火)~2020年08月18日 (火)
メンバー
おとな女子登山部 あやや&つじまい
オヤジ登山部 アンディー(名古屋駅前店 安藤)
天候
コースタイム
林道終点(駐車場)(30)入渓地点(70)大滝(300)登山道(15)水沢峠(105)駐車場林道終点(駐車場)
コース状況
良好。
外気温は25度前後と穏やかな気候。(麓:35度前後)
前日までに荒れた様子もなく、増水しておりませんでした。
駐車場付近で懸念された蛭も、今回に限りましては誰一餌食になりませんでした。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

「沢登りを教えてください!」

昨年からおとな女子登山部あややが何度か沢登りに行っている様子に感化され、私も挑戦したいと思い立ったが吉日。

早速、おとな女子登山部切手の山女「つじまいガイド」と「あややお姉様」に同行依頼。
男手には、オヤジ登山部「アンディー」に依頼です。

さすが国宝級の優メン、女子だけの山行にも関わらず、快諾してくださいました。


沢登りデビューにふさわしい場所と言ったらココ!!滋賀県鈴鹿山脈の美渓「元越谷」
つじまいが場所の選定をしてくれました。


沢登りは特に読図力が問われるため、まずは事前の情報収集や、遡行図、アプリを駆使した道迷い対策法を学びます。

実際に歩いてみると、入渓地点を見落としたり、不明瞭なことが多々。
これは確かに読図力が問われると実感です。

つじまいは何度か訪れておりますが、目印となるスポットに着いては遡行図で確認を繰り返す大切さを教えてくれましたので、とても分かりやすかったです。

また、歩行時の注意点(滑りやすい岩の見分け方、足の置き場)についてもレクチャー。
私は今回フェルトの沢靴を装備しましたので、比較的滑りにくかったのですが、足場選びや岩場の一点をとらえる感覚はクライミングと近く、改めてクライミング技術が問われると実感しました。

今回はコンディションもよく増水の心配もありませんでしたので、遡行に苦戦するところまではいきませんでしたが、やはり水の中を歩く違和感と水圧を受ける恐怖心は否めませんでした。

その際に、水際の岩場を伝って横へ移動する「へつり」という技術も少し学びました。

今回の見どころの一つであり核心部でもある大滝(15m)では、つじまいとアンディーの安全確保をいただきながら登攀。恐怖心を抱きながらも、マイナスイオンを感じて登る滝は楽しさが勝ります。

心強い仲間のサポートあってのことです。安全面に十分配慮することの大切さも改めて感じました。

一点気になったのが、防寒対策です。
大滝を登攀する際の待機中、快晴で気温は比較的高いはずなのですが、既に身体が濡れていたせいか、ゾクゾクっとする寒さを感じました。なんと表現したらよいか分かりませんが、お天気雨のような不思議な感覚。いわゆる汗冷えとはまた違った感覚なのです。このままだと身体が冷えて動きが鈍くなるため、薄いウィンドジャケットを羽織って対策しました。(レイン、保温着も携行しましたが、今回は着用なし。)

全身が濡れる沢登りでは、休憩時、待機時の防寒対策は必須であると、強く実感しました。


大滝を上がると、ひたすら美しいゴルジュ、ナメ滝エリアに入ります。

陽の光が差し込むことで、エメラルドグリーン釜の美しさが増します。
どこを撮っても画になる嬉しさと楽しさ。最&高です。

途中写真撮影で楽しみすぎてしまったこともあり、大分時間が押してしまいましたが、無事下山。

経験値や技量も影響しますが、行動時間に関しては遡行図記載よりも時間がかかるケースが多いということもひとつ勉強になりました。※鵜呑みにするのではなく、あくまでも目安程度で。

つじまいをはじめ、快くサポートをしてくださった先輩方には本当に感謝です。
どんな状況でも、サッと手を差し伸べてくれるアンディの男気にも惹かれます。

もう「オヤジ登山部」なぞ言いません。
「プリンスアンディ」と呼ばせてください。

収穫の多い、充実した一日となりました。
今回の経験を生かし、安全に十分配慮して今後も沢登りの魅力に触れていきたいと思います。

【着用ウェア】
・ドライレイヤーベーシック(ブラタンク)
・ドライレイヤーベーシック(ショーツ)
・ラピッドラッシュジップ
・ラピッドラッシュタイツ

【防寒着】
・レインウェア
・保温着(中綿化繊)
・ウィンドシェル(薄手)←行動中、休憩(待機)時着用

外気:25度前後(谷)
外気:35度前後(麓)

フォトギャラリー

もっちー沢登りデビュー@元越谷

メインガイド「難波の山女つじまい」

サブ隊長「クールビューティボスあやや」

カメラマン&助っ人「オヤジ登山部アンディ」

天敵「ヒル」対策(ジョニー)は欠かせません。

アプリを駆使してルートファインディング。

コンディション◎

沢登りスタイル「もっちー」

小柄な方は膝パッド必需。

沢靴(フェルト)の感触は如何に?

目印スポットで現在地の確認。

本日の核心部「大滝(15m)」)

2人に安全確保していただきます。

トライ!!

安心して登攀できました。

身体が冷える沢登りでは、温かい食べ物を準備。

いちいちかっこよいつじまい。

あやや×アンディのレアショット。

主稜線へ→無事下山。

おとな女子登山部インスタグラムにてダイジェスト配信♪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部