ひとりでトコトコ山行脚 黒斑山(群馬県 2404m)編
- 投稿者
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渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2020年10月07日 (水)~
- メンバー
- グランフロント大阪店 渡部
- 天候
- 晴時々曇り
- コースタイム
- 高峰高原ホテル駐車場>45分>中道・表道分岐>5分>トーミの頭>15分>黒斑山山頂>20分>蛇骨岳山頂>24分>黒斑山山頂>18分>トーミの頭>6分>中道・表道分岐>60分>高峰高原ホテル駐車場
- コース状況
- ・整備された歩きやすいコースです。途中にコースが崩壊しているとの看板が出ていましたが、問題ありませんでした。
・駐車場である高峰高原ホテルにお手洗いなどは有ります。
- 難易度
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感想コメント
・連続登山最終日。車での走行距離もあり結構疲労しているので、どこか楽な山にしようと考えて蓼科山を目指す。予算を削る為下道を走る中、浅間山が近いことに気付く。火山活動の影響で前掛山には行けないが、黒斑山から浅間山を見ることは出来そうなので予定変更!
・早朝に高峰高原ホテル着。そそくさと準備してスタート。やや薄雲が掛かっているが晴れ間も見える。今日は天気良ければいいが・・・。登りは中道コースで行く事に。
・整備された登山道を進んでいくと、「登山道崩落あり、通行注意。」の看板あり。この辺りから樹林帯の登りになってくる。崩落個所が気になるが問題なく進む。苔の中に生える鮮やかな黄色の「ヘラタケ」が印象的。
・樹林帯を抜ける辺りで上空の雲が厚くなり始め、トーミの頭では真っ白なガスガス状態に・・・。展望どころか視界が5M位・・・。今日もまたか・・・。
・黒斑山までは一旦樹林の尾根歩きに戻り、なだらかなコースを進んでいく。樹林帯の右に展望が得られそうなスペースが有る。ここが黒斑山の頂上だった。眼前に広がるのは真っ白な空間のみ・・・。多少粘ってみたが回復する感じが無かったので、先の「蛇骨岳」まで足を延ばしてみることに。
・樹林の尾根を進む。途中から樹林帯を左にして進む岩まじりのコースになって行く。この辺りでもずっとガスっているが、草紅葉がキレイに紅葉していてキレイなのがいい!ここまでの行程の唯一の救い・・・。
・蛇骨岳に到着。ガスは晴れず、寒風が結構強く吹き付ける。気温も低く寒い・・・。展望も何も望めないのでスゴスゴと下山開始。一縷の望みを持ちながら黒斑山へゆ~~~っくり歩く。晴れてくれんかなぁ~。
・20分くらいで黒斑山に戻るも状況は変わらず。ため息をつきながら朝食を食べていると、んっ!?何やら陽が差し始めた感じがするぞ!遥か先を見るとなんと富士山が見えるではあ~りませんか!!メッチャテンションが上がってきましたよ!!!
・山頂で待つこと5分!眼前のガスが薄れていき、ぼんやりと山塊の影が見え始める。徐々に表れる浅間山の全景。ガスが抜けきってくれるか分からないのでパシャパシャとシャッターを押しまくる。そしてついにガスが完全に晴れ、雄大な姿の浅間山が眼前に現れてくれました!!いやぁ~、感動しました!!!
・山頂到着から15分。素晴らしい展望が得られたので本当に満足してリスタート。トーミの頭付近でもう一度写真を撮りまくり、表コースを下って行きます。
・樹林帯の中の下りは中道コースと違い、階段などが多いコースでした。振り返ると既にガスっていて浅間山はもう見えていない様子。うわぁ~ガチでラッキーなタイミングやったなぁ~。ありがたや、ありがたや。
・表コースは結構変化のあるコースで面白い。地質も植生も変化が有り、こっちの方が中道コースより面白い気がします。所々に紅葉した樹木もあり、足元にはマツムシソウが咲いていたりと目も楽しませてくれます。
・うっすらガスった感じの状態の登山道を淡々と下って高峰高原ホテルに戻ってきました。ここまで下ってくると浅間山方面はガスの中ですが、反対方面はバシッと快晴!いや、良い登山だった!!
・これから登られるであろう登山グループが「浅間山、見れるかな・・・。」と不安そうな会話されていました。何とかあの美しい浅間山が拝めることをお祈りいたします。さぁ、帰りましょう!!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。