八ヶ岳天狗岳で雪山慣らし
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2020年12月22日 (火)~2020年12月22日 (火)
- メンバー
- 横浜西口店 高谷、河野と奥様、日下部
- 天候
- 晴れ曇り
- コースタイム
- 渋の湯(110)黒百合ヒュッテ(65)東天狗岳(20)西天狗岳(90)黒百合ヒュッテ(85)渋の湯
行動時間:6時間10分+休憩約2時間
累積獲得標高:約1036m
歩行距離:10.73km
- コース状況
- ・渋の湯〜黒百合ヒュッテは登り下りともにノーアイゼンで歩ける雪質。心配な方はチェーンアイゼン(スパイク)があると歩きやすい。
・天狗の奥庭付近は積雪量が多くなく岩が露出していて12本爪アイゼンでは歩きにくかった。
■気温
7:45 渋の湯 -10℃
9:40 黒百合ヒュッテ -6℃
11:30 西天狗 0℃
13:30 黒百合ヒュッテ -3℃
- 難易度
感想コメント
本格的な雪山シーズン到来ということでお店のスタッフと雪山慣らしに八ヶ岳天狗岳へ。
渋の湯から黒百合ヒュッテ(平)へ上がって、東西の天狗岳へ。しっかり登山口から雪がついていて、この日はチェーンアイゼンなどなくても歩きやすい感じでした。歩くとモキュモキュと雪の音が心地良い、雪山ならではの音です。途中で彩雲が見えました♫
渋の湯駐車場では-10℃くらいだったので、下記①と②の2枚しか着ていなかったので少し心配でしたが、黒百合ヒュッテまではほとんど登りなのでむしろ暑かったくらいでした。黒百合ヒュッテで12本爪アイゼン、ピッケル、ハードシェル、グローブなど準備して天狗岳へ。みんなセミワンタッチ式12本爪アイゼン。インナーグローブのみになっているとあっという間に手先が冷えました。動いていると寒くはないですが、止まると冷えてくるので冬はそれが厄介ですね。
登りは中山峠を経由して東天狗へ。まだまだ雪の量は多いわけではないので雪のついた岩の上を歩くところもあります。久々に東西の天狗岳の山頂に登頂♪南八ヶ岳(硫黄岳、赤岳など)の稜線は雲に隠れて全貌は拝めずでしたが、太陽が出て暖かでした♪天狗岳山頂では平日の割にはそこそこ人がいました。唐沢鉱泉からの人が多かった気がします。
下りは東天狗に寄らず、少しトラバースして。。。途中でトレースがなくなり変なところを歩いていました(笑)でも無事トレースのある道に復帰したので大丈夫です。天狗の奥庭経由で黒百合ヒュッテへ。岩が露出していて、12本爪アイゼンではかなり歩きにくかったです。そして結構風が吹いていてシェルのフードを被ったり外したりして調節。ウェアは着重ねしているので体は寒くありませんが、冬は顔が冷たいですね。
黒百合ヒュッテに戻ってきて、ビーフシチューをいただきました。小屋の中はストーブもあって温まります♪そして渋の湯へ下山。まあまあな天気で良い雪山慣らしになりました♪
自分が着ていたからというのもあるのですが、すれ違った登山者のアルパインジャケットはファイントラックのエバーブレスアクロの着用率高し。
■レイヤリング
トップス
①ベースレイヤー:Polartec®︎ Power Wool
②ミドルレイヤー::finetrack / ポリゴンアクトフーディ
③シェル:::finetrack / エバーブレスアクロ
パンツ
①ミドルレイヤー:Monutain Equipment / Kinesis 3/4pant
②シェル:patagonia / Gulvanized Pant
①②は基本着っぱなし。トップスの③のみ黒百合ヒュッテ〜天狗岳間で着用。行動中は暑くなることもありましたが、ベンチレーションやフロントジッパーを開けたりして温度調節。思った以上に気温が上がったので今回の条件ではちょっと暑すぎました。ポリゴンアクトフーディは蒸れる感じはなく、結構保温力あります。これぐらいの保温力があると厳冬期雪山のレイヤリングも着る枚数を減らせるので良いですね。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。