レンゲツツジ咲く☆かおりんとの~んびり湯ノ丸山
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2021年06月25日 (金)~2021年06月25日 (金)
- メンバー
- 吉野香織さん
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 地蔵峠(リフトで10分)ツツジ平(10分)コンコン平分岐(60分)湯ノ丸山南峰(10分)北峰(50分)角間峠(40分)94号線分岐(ロード歩き20分)地蔵峠
- コース状況
- ・地蔵峠に無料駐車場80台。公衆トイレやお土産の売店があります。湯ノ丸高原ホテルで日帰り入浴できます。(650円16時頃まで)
・リフト片道500円。8:30~16:30、ツツジが咲いている期間のみ運行。
・山頂は2000mを越えるので防風、防寒対策必須です。レインウエアの他、ウインドシェルやグローブがあると安心です。
・角間峠から道路に出ずコンコン平へ向かう道は踏み跡が薄く点線ルートのようです。
- 難易度
感想コメント
レンゲツツジ見頃の便りが届いたので、長野群馬の県境・湯ノ丸山まで久しぶりに遠征してきました。
湯ノ丸高原は夏はトレッキングやキャンプ、冬はスキー場がオープンして一年中楽しめるレジャースポットです。古い歴史もあり、麓から登山口の地蔵峠を通過し鹿沢温泉に至るまでの湯道には、道しるべと安全を祈願し設置された百体の観音様がいて、車窓から順番に確認することができます。
数年前に峠を挟んで反対側の池の平湿原を歩いていますが、湯ノ丸山がレンゲツツジの名所だとはつゆ知らず。今回はお花好きのかおりんを誘って訪ねてきました。
小雨の道中は不安になりましたが、佐久のトンネルを抜けると日が射し始めまずまずのコンディション、地蔵峠の駐車場は下界の蒸し暑さとは無縁の涼しい風が吹いていました。
リフトトップのツツジ平までは徒歩でも登れますが、乗り物好きの私たちはもちろん乗車、空からの景色もバッチリ楽しみました。
レンゲツツジは最盛期を迎え、一面真っ赤なお花畑が広がっていました。湯ノ丸山の取付き辺りまで群落が広がり、観光がてら楽しむこともできます。登山道に踏み入るとツツジはまばらになり、代わりに桜のような薄ピンクのズミがたわわに花弁を散らしていたり、大輪のシャクナゲが道を彩っていました。足元にはイワカガミやハクサンチドリ、ツマトリソウなどお馴染みの高山植物、まさにお花の宝庫でした。
山頂が近づくにつれ、徐々に岩の道に変化しアルプスのような雰囲気に。岩を踏みしめるゴロゴロとした音を聞いて、夏山シーズン到来のワクワクした気持ちを噛みしめていました。ふと見上げると、既にかおりんは山頂標識まで駆け登っていました。私と同じように、久しぶりの登山で気分が高揚していたようです。
晴れていれば北アルプスや富士山、隣の浅間山も確認できるはずですが、曇りがちの空はなかなか晴れず、時々向かいの烏帽子岳が見える程度。日差しはきつくないので、山頂ではゆっくりと寛ぐことができました。
下山は北峰を経由して角間峠から。ピストンや烏帽子まで行く方が多いようで、静寂の帰り道となりました。
道路へ出る前に、コンコン平へ向かう分岐のところでかなり広大な広場に出くわしました。人の気配はもちろん、動物の気配も全くせず、凛とした空気の漂う不思議な空間で、まるでパワースポットのよう。少しでも長くいたい気持ちになり、かおりんに休憩を提案、しばらくぼーっとすることにしました。秋や冬はどんな景色になるのかも大変気になります。ぜひまた訪ねてみたいです。
地蔵峠まで戻ってくると、ちょうど小腹が空いたのでソフトクリームでクールダウン。コケモモとミルクのソフトクリームをいただきました。クールになりすぎてしまったので、急いでお風呂で温めなおし。最後までまったりした山旅となりました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。