黒岳、北鎮岳、間宮岳、北海岳、白雲岳(北海道 大雪山系)
- 投稿者
- 岡田 丈二
- 日程
- 2021年08月14日 (土)~2021年08月15日 (日)
- メンバー
- 岡田、他1名
- 天候
- 1日目:晴れのちくもり、2日目:晴れのちくもり
- コースタイム
- 1日目:
黒岳リフト七合目駅(85分)黒岳頂上(20)黒岳石室(110)北鎮岳(35)中岳(15)中岳分岐(25)間宮岳(5)間宮岳分岐(60)北海岳(80)白雲岳分岐(30)白雲岳避難小屋テント場
初日歩行時間:7時間45分 総時間:9時間
2日目:
白雲岳避難小屋テント場(40分)白雲岳分岐(40)白雲岳(30)白雲岳分岐(115)北海岳(90)黒岳石室(35)黒岳(60)黒岳リフト七合目駅
二日目歩行時間:4時間50分 総時間:6時間42分
◆適度な運動でリフレッシュして健康維持
◆快適で安心な山登りを好日山荘が応援します
◆感染対策をしっかりした山登りを心がけましょう
- コース状況
- 早朝は本州北アルプスの9月中旬~下旬並みの気候です。白雲岳避難小屋付近の最低気温1℃~5℃程度です。
風が強い時、雨天時は低体温症に十分気をつけねばなりません。
全般的には明瞭な登山道ですが、北海岳から白雲岳分岐点への雪渓付近はガスがかかると迷いやすそうです。
また、一部でトレイルが雨水や人が通行することで大きくえぐられ、道が傷んでいます。
白雲岳避難小屋にトイレあり。野営地使用受付も白雲岳避難小屋へ。
- 難易度
-
感想コメント
朝6:00発黒岳ロープウエイ・ペアリフトと乗り継いで七合目(6:45)から歩きました。
黒岳までの登山道脇ではダイセツトリカブトやエゾノオヤマリンドウ、イワギキョウなど秋を感じるお花が迎えてくれます。
黒岳石室にバイオトイレがあります。宿泊利用については「りんゆう観光」へお問合せを。
黒岳頂上からの眺望は素晴らしく、これから向かう北鎮岳や北海岳、左には赤岳、ずっと奥に白雲岳、旭岳と時間を忘れて眺めていたいほどです。
北鎮岳分岐へと進むにつれ、なだらかに広がる景色や御鉢平(火口)の壮大な広がりに何度も足を止めがちです。
北鎮岳2244mは北海道第2位の標高。頂上に向かうとガスがもくもくと現れ、残念ながら視界は良くありませんでした。
ちなみに第3位が白雲岳2230.1mとなっています。
分岐に戻り御鉢巡りの続きです。中岳、間宮岳と進み、ほどなく旭岳への分岐点です。私たちは御鉢の続き方面の荒井岳、松田岳、北海岳へ。
北海岳から白雲岳方面に進路をとり、なだらかな北海平を経て、雪渓を渡り、白雲岳避難小屋野営地にて幕営。
避難小屋ですが秋まで管理人さんが常駐されていて、この日は鈴木みきさんが管理人としていらっしゃいました。(知ってて行ったのですが・・)
ここにはトイレがあります、ありがたいことです。野営地にはフードコンテナも設置されています。
動物たち、特にキタキツネが食べ物を狙って夜な夜な忍び寄ってくるとのことで、このフードコンテナをぜひ活用すべきです。
避難小屋宿泊はひとり2千円。野営地利用はひとり5百円。白雲岳避難小屋ホームページで混雑状況がわかるように宿泊予定を集計されているので小屋・テントいずれかを記して送信にご協力くださいとのことです。(予約受付ではありませんので注意)
また、大雪山国立公園、白雲岳周辺登山道維持管理協力金(任意)としてひとり1千円 宿泊者や周辺を通過する人らに呼び掛け、応じた登山者には記念品の手拭いを贈呈されています。
ここに来る(通過する)方は皆、道中の登山道の荒廃を見ていますし、ぜひ協力したくなります。
ちょうどこの日と翌日はボランティア登山道整備イベントを行っておられるとのことでした。素晴らしい取組です。。
水場は歩いてきたトレイルをテント場から3分戻ったところにあります(要煮沸または浄水器)
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。