富士・宝永山東面 山スキー
- 投稿者
-
新宿東口店 新井 康之
瑞穂店
- 日程
- 2012年01月27日 (金)~
- メンバー
- 新宿東口店 新井 単独
- 天候
- はれ
- コースタイム
- 太郎坊洞門駐車スペース9:00~御殿場口5合目9:40~
大石茶屋9:55~旧測候所跡11:50~ドロップインP2550m13:00
~滑走~御殿場口5合目13:55~太郎坊駐車スペース14:15
- コース状況
- 旧測候所跡(5合5勺)までは、くるぶしまでのザラメ。
その上部はサラサラの乾雪。深いところで膝まで。
いずれもツボ足だと膝まで。
2400m以上になると氷化部分が多くなる。
雪山の難易度は中級ですが、スキーはある程度ヤマ向きの技術が必要。
- 難易度
感想コメント
関東の南岸を低気圧がなめていくと、北からの寒気が入り込んで
大雪を降らす。
普段あまり降雪の無い富士山の御殿場口も、この条件ならすっかりと雪がつく。
例年、センター試験のある辺りで一発降るのですが今年もやっぱり雪が付きましたっ!
御殿場口の5合目は取り付き道路から冬季閉鎖されているので、分岐の太郎坊洞門の先
に車を停めて歩きはじめます。
駐車スペースは5台ほどしかないので、出遅れると停められません。
沢状地形を忠実に詰めていくと、ほどなく5合目へ。
まだこの辺りは風もないので、ウェアを全開にしないと汗をかいてしまう。
大石茶屋を過ぎ、夏道の下山道へ。
雪は程よく締まっていて歩きやすい。
途中に行き会った方は降雪直後にも入っていたようで、その時はスノーシュー
でも潜ってしまうくらいのパウダーだったようだ。
約1週間でいい感じに締まってきたようだ。
5合5勺を過ぎると、斜度がきつくなってくる。
スノーシューのクライミングサポートを立ててウンウン言いながら頑張る。
時おり耐風姿勢が必要なくらいの烈風が抜けていく。
足もともカチカチに氷化している部分が多くなってきた。
スキーの滑走にはここら辺が限界。
今回は宝永山に届かなかった。GPSは2550mを表示していた。
斜面をならしてスキーに履き替え、身支度も整える。
宝永山は新雪雪崩の実績が多いので簡易ピットも確認してみたが、しっかりと締まっていた。
今日はここから太郎坊までの標高差1250mを全て滑ることができる!
高鳴る胸の鼓動を感じながら、スキーのエッジから力を抜いて斜面へと飛び込んでいった。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。