鹿島槍と五竜の展望地 残雪の西遠見山

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投稿者
日下部 友哉
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日程
2022年04月12日 (火)~2022年04月12日 (火)
メンバー
他1人
天候
晴れ
コースタイム
地蔵の頭(65)小遠見山(90)大遠見山(30)西遠見山(20)大遠見山(60)小遠見山(30)地蔵の頭(15)アルプスだいら

行動時間:5時間10分+休憩
累積標高:+837m、-943m
歩行距離:約10km
コース状況
・二ノ背髪~小遠見山稜線は東南側に雪庇。
・西遠見山への登りは踏み抜き多い。

◾️気温
9:00 12℃
11:50 西遠見山 12℃
14:30 地蔵の頭 17℃
難易度
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感想コメント

鹿島槍ヶ岳と五竜岳がよく見える残雪の遠見尾根へ。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、地蔵の頭下からスタート。朝から気温は少し高めで雪はザクザクそうなので早速アイゼン付けます。ちょっと歩くとビーコンチェッカーがあります。まずは小遠見山を目指して登ります。少し登るだけでもスキー場からの景色と全然異なります。「一ノ背 髪」に上がると五竜が、「ニノ背 髪」に着くと鹿島槍ヶ岳も見えてきます。それにしても天気良くて素晴らしい景色。ただ気温高いのと、雪面から反射で暑くて日焼けがやばそうです。残雪期は紫外線がとんでもないので日焼け止めの塗り直し、サングラスは必須です。

小遠見山へは東南側に雪庇ができているので注意です。小遠見山へ着くとしっかり鹿島槍ヶ岳とカクネ里氷河がお目見え。残雪の鹿島槍ヶ岳と五竜岳の絶景です。たまらん景色です。とりあえず大遠見山を目指します。中遠見山辺りに来るとカクネ里氷河がしっかり下まで見えます。鹿島槍ヶ岳方面からゴゴゴッと雪崩の音がいくつも聞こえます…中遠見山を少し過ぎた辺りにテント泊跡があって、テントのドアを開けたら目の前は鹿島槍ヶ岳という絶景ポイント。五竜岳を目指すのでなければこの辺りもありですね。大遠見山手前に少し急斜面あり。ピッケル使うほどでもない感じ。大遠見山辺りで当店スタッフに遭遇!というか、この11-12日で五竜に行くことは知っていたのでドッキリをしかけてみました(笑)

時間はいくらか余裕ありそうなので西遠見山へ。大遠見山を過ぎて夏は池塘のある辺りにもテント泊跡がありました。そして西遠見山への最後の登り。この辺りは日当たりが良いのか踏み抜き多数でした。そして西遠見山に到着。目の前に五竜岳と白岳が!西遠見山もテント泊跡あり。風はほとんどないのでここで簡単に昼休憩。カップ麺を食べてコーヒー飲みながら絶景を堪能。私たちよりも後から来た人が五竜岳を目指して白岳に登っています。でも日帰り装備だったような…白岳辺りは雪崩が心配な場所です。

ゆっくりし過ぎるとゴンドラで降りられなくなるので名残惜しいですが下山します。何度も振り返りながらアップダウンを経て小遠見山へ戻ってきました。小遠見山からは槍ヶ岳が見えていました。白馬五竜スキー場TOPに戻って、あとはゲレンデ脇を歩いてアルプス平へ。

ゆるゆる残雪期雪山でしたが、雲一つない良い天気と素晴らしい絶景に感動しっぱなしでした!

■レイヤリング
TOPS:
①ドライレイヤー ノースリーブ
②メリノ150g/m2 フーディ
③TEIJIN Octa アクティブインサレーションジャケット(休憩中のみ)
④ハードシェルジャケット(着用せず)

BOTTOMS:
①ファイントラック/ドライレイヤーウォームタイツ
②ファイントラック/フロウラップパンツ

GLOVES:
①薄手メリノウールインナーグローブ(何回か着用したのみでほぼ素手)
※他にも予備グローブ等あり。

■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照

2022年4月12日12時

■アクセス
白馬五竜スキー場
登りはゴンドラ+リフト、下りはゴンドラ
2人だったので11回券¥4500を購入して少し節約(ゴンドラは1乗りで2回消費、リフトは1回消費)

フォトギャラリー

鹿島槍ヶ岳・五竜岳の好展望地 西遠見山

ゴンドラとリフトで地蔵ノ頭へ

ビーコンチェッカーあります

雪ザクザクなのでアイゼン装着して登ります

絶景稜線へ

鹿島槍ヶ岳・五竜岳が見えてきました!

小遠見山到着 五竜岳へ続く遠見尾根

鹿島槍ヶ岳北峰とカクネ里氷河

中遠見山到着

西遠見山へはまだまだ先が長い

ちょいヤセ尾根

大遠見山への少し急な登り

大遠見山を過ぎて、夏は池塘ある辺り。テント張った跡ありますね

西遠見山到着。ここもテント泊跡あり。珍しくここでゆっくり昼休憩。そのうちテント泊で五竜岳登りたいですね。

名残惜しいですが戻ります

中遠見山付近もテント泊跡 ここは鹿島槍ヶ岳が目の前

小遠見山より 槍ヶ岳遠望

鹿島槍ヶ岳はここでお別れです

白馬五竜スキー場が見えてきました

無事、地蔵ノ頭に到着。あとはゲレンデ脇を歩いてアルプス平へ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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