東海 花の山(64) 藤原岳・孫田尾根~福寿草の後も、、、2022年

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年04月19日 (火)~2022年04月19日 (火)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
快晴
コースタイム
南部第2配水池登山口(234分)藤原岳(54分)丸山(27分)南部第2配水池登山口
★花探しの為、行きの時間がかなりかかっています★
コース状況
・アプローチ
 ・公共交通機関は三岐鉄道阿下喜駅から宮ノ段までいなべ市福祉バスがありますが、
 滞在時間は4時間のみで厳しい。(三岐鉄道の伊勢治田駅から歩く場合は約50分程度)
  国道306号坪内交差点に出て、その先、麗村から新町集落に向け歩き、甘露寺を越え
  その先のT字路を右折、2つ目の道を左折すると、どんつきが貯水池です。   
 ・マイカーで孫田尾根の取り付きに行く場合も上と同じですが、標識はありません。
  貯水池には駐車スペースが15台ほどあります。お墓側には駐めないこと!  


①車でも徒歩でも登山口までは標識はありませんので、地図とにらめっこします
②貯水池から林道がありますが、すぐに二股になり、ここを左に入ります
③樹林帯を歩きますが、途中からやややせ尾根の区間があります
④最初の展望地(今は通らない)あたりから石灰岩の岩が登山道を覆いますが、昔と違いよく整備されて石の階段が設置され、迂回しながら歩きやすくなっています
⑤丸山・草木・多志田山と標識のあるピークを越えるたびに登降がありますが、丸山の次のピーク、草木はトラバースでも通らずに進めます
⑥丸山と多志田山は広くなっていて、休憩できます
⑦多志田山~鈴鹿主稜線分岐間はややヤセ尾根です
⑧鈴鹿主稜線分岐から藤原岳間は巻道でも直登もありますが巻道は道がよくわかりません
今回も直登で行きましたが、ここは石灰岩の岩が浮石の状態で散らばった急登で、落石注意。高度感があります
⑨藤原岳展望丘からこの孫田尾根を下る場合は標識も下の方しかなく迷いそうです
⑩山頂から大貝戸コース方面に無人小屋の藤原山荘があり、外にトイレあり
⑪立ち寄り湯は阿下喜温泉あじさいの湯が500円(毎週木曜休み・11:00~21:00)
難易度
Google Map
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感想コメント

藤原岳(ふじわらだけ・1140m)は日本300名山の一つで、福寿草の群生があり、花の100名山としても知られています。三重県側は鉱山となっており、石灰石が採掘されていて、崩れた山容になっていて、遠くから見てもわかりやすい。
藤原岳と言えば一般的には大貝戸コースや聖宝寺コースですが、最近のこの時期は南側の孫田尾根から登る事が多くなりました。なお孫田尾根は完全な尾根コースで長く、ここ数年で破線から実線に変わったルートで、下部はよく整備され、昔と違い石の階段が出来ていたり、石灰岩地帯を迂回しながら歩きやすいルートに変更されています。
昨年もほぼ同時期にイワザクラを求めて登りましたが、見つからず、今年は時間をかけて探すつもりでゆっくり登りました。今日は10時30分スタートで暖かく、カタクリやイチリンソウ・ニリンソウは元気よく開花、逆に昨年より遅い時期なのでミノコバイモはほとんど見られません。うろうろしているうちに今にも開きそうなヤマシャクヤクの大きな蕾が1株ありましたが、他はまだまだという感じです。そして入念にチェックしてようやく見頃のイワザクラを見つけました。イワザクラは三岐鉄道の車内だったか?に画像があり、どこかに咲いているのだろうと思って、2年越しでリベンジできました。鎌ヶ岳や舟伏山では割に簡単に見つかりましたが、藤原岳は数も少ないので希少なのでしょう。
まだ時間があるので藤原岳展望丘までは往復してきました。山頂付近の草原ではヒロハノアマナとイチリンソウがよく見られ、昨年と同じ場所に福寿草が一輪、咲いていました。
今日は黄砂?の影響かややぼやっとしていて、展望はイマイチでした。遅い時間に登ってきたので、途中で下山者と数人すれ違いましたが、帰りはトラバース道を使って、半分、ダッシュでかけ下り、すれ違った登山者は全て、追い越しました。それだけ歩きやすくなった証拠です。

フォトギャラリー

念願のイワザクラ

孫田尾根登山口

よく整備されています

石灰岩のゴツゴツした道

丸山650m

カタクリ

イチリンソウ

キバナイカリソウ

ハルリンドウ

多志田山

ここはいつも雪が残っている

藤原岳への急登

福寿草が終わるとバイケイソウが生えてきます

藤原岳

ヒロハノアマナ

ミノコバイモ

孫田尾根全景

新緑が少しずつ・・・

帰りはトラバース道を多用します

丸山まで帰ってきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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