残雪期 涸沢テント泊
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2022年05月19日 (木)~2022年05月20日 (金)
- メンバー
- 他1人
- 天候
- 晴れ曇り/曇り
- コースタイム
- ◾︎1日目
上高地(105)徳沢(50)横尾(60)本谷橋(110)涸沢ヒュッテ
・行動時間:5時間25分+休憩
・累積標高:+970m、-183m
・歩行距離:約15.3km
◾︎2日目
涸沢(60)本谷橋(45)横尾(50)徳沢(50)嘉門次小屋(50)上高地
・行動時間:4時間15分+休憩
・累積標高:+222m、-1017m
・歩行距離:約16.4km
- コース状況
- ・徳沢~横尾の通常ルートは工事中のため迂回路を通ります。
・横尾~本谷橋に一部残雪あり。
・本谷橋を少し過ぎてから雪が増えてくる。
■気温
・1日目
8:00 上高地 15℃
12:55 本谷橋 25℃
・2日目
5:00 涸沢テント内5℃
11:25 徳沢 16℃
- 難易度
感想コメント
残雪の涸沢でテント泊。天候が良ければ涸沢岳まで行きたいところ。
■1日目
上高地は天気が良く奥穂前穂の吊り尾根もよく見えています。キジムシロ、コミヤマカタバミ、ニリンソウがいたるところに咲いています。特に明神~徳沢間はニリンソウの群生がすごいです♪徳沢で小休止。コーヒーソフトをいただきます。徳沢はいつもどうしても通り過ぎてしまいますが、ここでテント泊してみたいですね。
徳沢〜横尾は工事中で迂回路を通ります。通常のルートよりは気持ち時間がかかる印象です。途中、梓川の沿いを歩きますが結構風が抜けて、少し肌寒かったです。そして横尾に到着。ようやく山の中へ。横尾~本谷橋は一部残雪あります。本谷橋から少しすると雪が出てきます。トラバースも連続しますが登りはアイゼンなくても良さそうな感じで、下りはあった方が良いかも。
Sガレ手前でやっと涸沢が見えてきました。ここから涸沢までが長い。なかなか着きません。ようやく分岐に着いて涸沢に直で上がることにしました。やっと涸沢に着きました。上空の雲が多くなってしまいましたが穂高は見えています。先に生ビールとおでんを頂きます。売店でテント受付してテント設営。テント設営していたら案の定、霙が降ってきました。そして風もなかなか強い。今回の日程では上空に寒気が入っていてちょっと天気は不安定なのはわかってましたが、明日登れるのか。。。ポトフ作ったり、ゆっくりご飯食べて早めに就寝。
■2日目
テントにしっかり風圧がかかるくらい風は強く、夜は星空も見えなかったのでそのまま寝続け、3時起床4時出発予定でしたが風が強いのと稜線のガスガスは変わらず。。。天気良ければ涸沢岳に登りたいとこでしたが早々に諦めもう1回寝ます(笑)
8時頃下山開始。本谷橋まで下山はあっという間ですね。一応アイゼンは付けてますが途中からいらなくなります。横尾を通過して徳沢でニリンソウ鑑賞。テント場の奥にすごい数の可愛いニリンソウ♪なかなかこの時期上高地に来れてなかったので感動しました♪そして明神を通過して嘉門次小屋に立ち寄り。嘉門次小屋で美味しい岩魚定食をいただきます。ここは毎回外せません。食べているうちにパラパラ雨が降ってきてしまいました。
涸沢から上に行けなかったのは残念ですが、またすぐ来ます!
■上高地~本谷橋で出会った花たち
左上:キジムシロ、右上:コミヤマカタバミ、右下:シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)、左下:オオカメノキ
左上:フッキソウ、右上:サンカヨウ、右下:オオタチスボスミレ、左下:ミヤマキケマン
左:ヤマエンゴサク、右上:ツバメオモト、右下:ショウジョウバカマ
■レイヤリング
TOPS:
①icebreaker/TECH LITE SS POCKET TEE(メリノ150g/m2半袖)
②メリノ150g/m2 フーディ
③THE NORTH FACE/LS Palam Shirt参照
④TEIJIN Octa アクティブインサレーションジャケット(テント泊時)
⑤ハードシェルジャケット(着用せず)
⑥ダウンジャケット(テント泊時)
上高地~涸沢間は①②③で温度調節。
BOTTOMS:
①ファイントラック/フロウラップパンツ
②ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ(着用せず)
③MountainEquipment/PowderPant(テント泊時)
GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ(何回か着用したのみでほぼ素手)
②ショーワ/テムレスwinter02(テント設営時)
※他にも予備グローブ等あり。
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2022年5月19日12時
2022年5月20日9時
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。