高知県 黒潮ボルダー 大山岬②

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投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2023年01月05日 (木)~2023年01月05日 (木)
メンバー
高知大丸店 戸田
天候
晴れ
コースタイム
駐車場→(10分)エリア
コース状況
海岸は岩棚が多く複雑な形状で歩きにくい。
砂岩なのでフリクションは良い。

公衆トイレあり(地図参照)。
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感想コメント

天気がいい日が続いているので、冬でないと暑くて登る気になれない海ボルダーへ。

大山岬にはもう何年も来ておらず、7年前に1回触ったきりで放置していた課題、「冒涜の虹」があります。
非常に印象的な課題名とその見た目から全国的に人気の課題。
丸山健二著の小説、『虹よ、冒涜の虹よ』から採られています。

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【今回の課題】
①キューピー・スラブ       10級 ○
②キューピー・フェイス      5級 ○
③狭間カンテ           5級 ○
④路地裏フェイス         5級 ○
⑤キューピー・スラブ(ノーハンド) 5級 ○
⑥メロウな熱風          4級 ○
⑦カンテ             4級 ○
⑧キューピー・ウォーク      3級 ○
⑨かりんとう           2級 ○
⑩季節外れの入道雲        2級 ○
⑪キューピー・マントル      1級 ○
⑫愛と絶望の狭間         1級 ○ FL
⑬冒涜の虹            初段 ○
⑭Crazy for you          初段 ×
⑮8月のハードプレイ       初段 ×
⑯一閃              3段 ×


①キューピー岩の下降路。まさに10級。
②スタートがしにくいだけでスラブ面に立ったあとは簡単。
③上部で少し動きに迷うかも。ホールドの持ち方にクセがある。
④不安定な体制からやや遠い1手目を出すのが嫌らしい。
⑤ノーハンドでいけそうだったのでやってみました。ヒザありです。
⑥足がほとんど使えず、かなりパンプする。指のアップには向かない。
⑦背の低い人は地ジャン?下地はいいので取り付きやすい。
⑧ノーハンドのトラバースなのでけっこう難しい。ヒザあり。
⑨これを課題にするとは・・・。狂気を感じます。
⑩大山岬随一の名課題。下地の良さ、内容、海ボルダーではこの上なく貴重。
⑪見た目より難しい。この日登れた課題の中では一番トライ回数が多かった。
⑫下地の悪さは意外と気にならない。ポジティブなホールドが多く登りやすい。
⑬看板課題。核心の2手と下地の悪さに全てが凝縮されている。
⑭⑬より怖い。どうしても手が出せなかった。
⑮後半が相変わらず謎。あまり打ちこまず。
⑯⑭へ合流するところまで試す。これもとにかく怖い。

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まだまだ正月休みの人が多いのか、関東から来られているクライマーで賑わっていました。
高知の岩場は全国的に人気ですね。
マットの多さには助けられましたが、「冒涜の虹」に関しては簡単になり過ぎてしまった感が強いので、より良いスタイルで登り直したいと思います。

フォトギャラリー

印象的なキューピー岩。

アップで「メロウな熱風」。大胸筋がパンプし過ぎました。

本日のメイン、「冒涜の虹」。この右手カチの持ち方が肝心。

下足からデッド。一番恐怖を感じるムーブ。

この1手は足が切れないなので実はそんなに怖くない。

上はガバガバ。

いけました。肝が冷える高さです。

「Crazu for you」の最初の地ジャン。

ここから怖くて手が出せない。情けない・・・。

「愛と絶望の狭間」。実は人気課題。

「狭間カンテ」。渋い味があります。

今回の№1課題「季節外れの入道雲」。隠れた傑作と言われるのも納得。

「カンテ」。下地はいいのでダイナミックに動けますね。

一番苦労した「キューピー・マントル」。マントルが、返りそうで返らない。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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