清水トンネルの上を歩く 谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳

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投稿者
日下部 友哉
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2023年06月07日 (水)~2023年06月07日 (水)
メンバー
単独
天候
晴れ曇り
コースタイム
土合駅(20)西黒尾根登山口(75)ラクダの背(60)トマの耳(60)一ノ倉岳(15)茂倉岳(10)茂倉岳避難小屋(50)矢場ノ頭(90)土樽駅
・行動時間:6時間20分+休憩
・累積標高:+1649,-1730m
・歩行距離:15km

■アクセス
土合駅に駐車し、電車で土樽から土合に戻る

・JR上越線
土樽駅-土合駅
12:32-12:42
15:24-15:34
コース状況
・西黒尾根は岩場の連続。途中、蛇紋岩で滑りやすいところあり。
・肩の小屋手前は残雪あり。
・茂倉岳〜避難小屋に残雪あり。チェーンスパイクは持参したが使用せず。
・矢場ノ頭より下は木の根が多く歩きにくい。

▪️気温
6:30 土合駅 15℃
9:00 トマの耳 12℃
12:00 矢場ノ頭 20℃
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

久々に谷川岳。西黒尾根を登り、谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳を通過して土樽駅に降りるルート。いわゆるJR上越線の清水トンネルの上を歩くルート。久々の西黒尾根。下の方は前日の雨の影響かぬかるみが多く少々足を取られます。樹林帯は意外と風があって涼しく、まだいくらか新緑が残っています。樹林帯ではタニウツギ、ベニサラサドウダン、マイヅルソウ、ヤマトユキザサ、ジョウエツキバナノコマノツメ、イワカガミなどに癒されました。


上左:タニウツギ、上中:ベニサラサドウダン、上右:マイヅルソウ、下左:ヤマトユキザサ、下中:ジョウエツキバナノコマノツメ、下右:ミヤマスミレ

樹林帯を抜け1つ目の鎖場を越えてラクダの背に到着。頂上付近は雲に覆われています。群馬県側は晴れているんですがね。ここから先は展望の良い稜線ですが、まだまだ岩場の連続。ザンゲ岩付近は蛇紋岩で滑りやすいので足元注意です。アズマシャクナゲが満開♪西黒尾根ではハクサンイチゲ、ユキワリソウ、ホソバヒナウスユキソウ、アズマシャクナゲ、シラネアオイ、ナエバキスミレなど花に癒されながら楽しい岩場歩きでどんどん標高上がります。ようやく肩の小屋手前まで来ました。例年通り雪は若干残っています。やはり雲は取れず、ガスガスで全然周りが見えませんがトマの耳へ。いくらか空が明るくなったりはしていますが真っ白で展望はなし。オキの耳、奥の院を過ぎて一ノ倉岳へ。

登山道脇にはアズマシャクナゲやハクサンイチゲが沢山♪少々アップダウンがあって一ノ倉岳に到着。この先は気持ち良い笹尾根ですが相変わらず景色は見えず。そしてまた残雪がありますが、チェーンスパイクなしでも大丈夫そうなくらい。そして茂倉岳に到着。そのまま茂倉岳避難小屋へ下りて昼休憩。202年秋に大規模改修されてとても綺麗です。久々にエスビット(固形燃料)で湯沸かししてカップ麺。さすがにじっとしていると寒いくらいです。再出発して標高を下げて行くといくらか晴れてきて谷川主脈が見えるようになってきました。谷川主脈を歩いたので懐かしいですね。やはり万太郎山は大きいですね。そして矢場ノ頭に到着。茂倉新道ではハクサンイチゲ、シラネアオイ、タテヤマリンドウ、ムラサキヤシオ、ベニサラサドウダン、アカモノ、サラサドウザンなどが咲いていました。


上左:アズマシャクナゲ、上中:ミツバオウレン、上右:シラネアオイ、下左:タテヤマリンドウ、下中:アカモノ、下右:サラサドウダン

矢場ノ頭からの下りは木の根が多くなかなかテクニカルです。最後は緩やかになって歩きやすい道。そして舗装路で土樽駅まで。思いの外早く下りてきてしまって電車のない中途半端な時間に駅に着いてしまいました。

高山植物が見れたのは良かったですが、やっぱり素晴らしい景色が見れなかったのは残念。またそのうちリベンジしよう~。

■レイヤリング&ギア
TOPS:
①icebreaker/TECH LITE SS POCKET TEE(メリノ150g/m2、旧モデル)
②THE NORTH FACE/ L/S Param Shirt(旧モデル)
MILLET/Thermal Mesh Liner QD Crew(着用せず)
④Rab/Phantom Pull-On(着用せず)
樹林帯は①のみ。稜線はガスと風があって体感温度が低くなったので②を着用。

BOTTOMS:
①AXESQUIN/Ventilation Pant(横浜西口店では取扱いしていません。神奈川県ではさいか屋藤沢店、川崎ダイス店で取扱いしています)
②レインスカート(着用せず)

SHOES:SALOMON/PULSAR TRAIL PRO 2
SOCKS:Darntough/Run 1/4 Ultra-Lightweight with Cushion


BACKPACK:BlackDiamond/DISTANCE 22
CAMERA BAG:PAAGO WORKS/FOCUS M
TREKKING POLE:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(1本のみ使用、旧モデル)


■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照

2023年6月7日9時

フォトギャラリー

清水トンネルの上を歩く谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳 ホソバヒナウスユキソウと天神尾根

イワカガミ

1つ目の鎖場

ラクダの背に到着。上はガスガスですね~

岩場に咲くユキワリソウ

西黒尾根は岩場連続で楽しいですね

肩の小屋手前の雪渓

トマの耳到着。真っ白。。。

奥の院

一ノ倉岳到着

また雪渓あり。

稜線にはハクサンイチゲが沢山♪

茂倉岳避難小屋で小休止

雲が抜けるか?!

標高が下がってくると晴れてきました

矢場ノ頭とムラサキヤシオ

谷川主脈の万太郎山。谷川主脈を歩いたことが懐かしいですね

矢場ノ頭から歩いてきた道を振り返る

木の根が多くテクニカル

最後の方は歩きやすい道

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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