日本二百名山 テーブルマウンテン・荒船山
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2023年07月13日 (木)~2023年07月13日 (木)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田康之
他1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 内山峠荒船山登山口(32分)鋏岩修験道場跡(15分)一杯水(19分)艫岩展望所(23分)経塚山分岐(6分)経塚山(30分)艫岩展望所(45分)内山峠荒船山登山口
- コース状況
- アプローチ
・車利用は国道254号の内山峠手前が登山口
・公共交通機関は上信電鉄下仁田駅から下仁田町営バスしもにたバスで市野萱まで行き、
その後は4kmの車道歩き
①内山峠に10台程度の駐車場があり簡易トイレもあります
②鋏岩修験道場跡まで尾根筋をトラバースして行くような道で傾斜も緩い
③鋏岩修験道場跡から岩峰を巻きながら道がつけられ、鎖場トラバースや梯子がある
④一杯水は木橋で通過するので直接、水は汲めません
⑤一杯水から一段、上がると艫岩上部で緩やかな台地が広がり、東屋もある艫岩展望所に着きます
⑥艫岩展望所~経塚山分岐までは傾斜のほとんどない台地の遊歩道で途中、6月頃に咲くクリンソウ群生地があります
⑦経塚山分岐~経塚山は登山道らしい登山道
⑧立ち寄り湯は荒船の湯が900円(10:00~20:00)
- 難易度
感想コメント
荒船山(あらふねやま・1423m)は長野・群馬県境に位置する日本二百名山の一つ。
遠くからでも認識できるその姿は「荒波を進む軍艦」をイメージします。個性的な地形は、硬質の安山岩溶岩が風雨の浸食に耐え残ったもので、「テーブルマウンテン」に分類され、山の形は台地で、幅約400m、長さ約2kmにおよびます。最高峰の経塚山は南端に位置することから船首に例えられ、船の艫(とも)にあたる北端の艫岩は200mにもおよぶ断崖で象徴的な姿を誇ります。
午前の御座山からに続き、ほんの1時間ほどで移動してきましても、まだ11時前で充分、時間があります。さすがにこの時間だと下山してくる人が多い。地図を見れば尾根通しの登山道ですが、稜線のすぐ下をトラバース気味に登山道が続き、鋏岩修験道場跡まではまるで遊歩道を散策しているかのようです。その為、展望が効かず、あの艫岩の勇姿が見えません。鋏岩修験道場跡から先は岩場を巻くように道がつけられ、鎖場や梯子が出てきます。尾根の近くを進むようになったところでようやく、艫岩の姿が少し見えてきました。
この艫岩を右側から回り込んで登っていくので、全く危険な箇所はなく、台地に上がってしまうとほとんど傾斜がなく、平原のまま艫岩展望台の到着。下から見るといかつい山ですが、登ってしまうと容易な山なのがわかります。展望台からはかなり下に国道が見えますが山の展望は今ひとつ。艫岩展望台から最高峰の経塚山へ向かいますが、これこそテーブルランドで傾斜が全くなく、樹林帯と草原で覆われた不思議な空間です。しかし遠くから見た荒船山の台地をまさに歩いているのです。ここは紅葉や新緑時は綺麗そうです。
経塚山山頂自体は展望もなく、荒船山の文字が出てくるので記念撮影の為に来るようなピークです。
下山にかかりますが、帰りはなんとか荒船山の象徴的な画像を収めるべく、巻いていく小ピークを強引に登って、なんとか景色を取りながら帰りました。
なかなかこの時期のこのルートでは樹林に覆われ、難しいですね。
群馬側に車で進めば、荒船山の勇姿が撮れるのでしょうが、あいにく今日は予定がないのでそのまま帰りました。
荒船山は遠くからみたイメージとは違う登山道で、意外だったのが感想です。機会があれば、立岩方面から来てみたいです。
①ウエアー(夏の低山)
気温20度、樹林帯で蒸し暑くは感じず
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴は(サレワ)ミッドカットシューズ、ザックは(カンプ)30㍑、
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。