羊蹄山 真狩ルートへ下見登山
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2024年06月06日 (木)~2024年06月06日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇りのち小雨
- コースタイム
- 登山 口 → 御鉢分岐 4:20
御鉢分岐 → 山 頂 0:45
山 頂 → 御鉢分岐 0:50
御鉢分岐 → 登山 口 3:30
※タイムは一般的なコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 13.5km
獲得標高 1650m
今回は真狩コースを使用。
比較的整備された登山道。
9合目の上側に一部残雪がありましたが、
滑り止め未使用で通行可能でした。
不安な方はチェースアイゼンを携行して下さい。
4つある登山道の中では、
傾斜が緩く初心向けとされていますが、
その分、距離は一番長くなってしまいます。
御鉢に出たから山頂までの距離が遠く、
反時計回りの岩場ルートは少し不明瞭な箇所あり。
自身がない方は遠回りでも、
時計回りで山頂へ向かう方が良いでしょう。
距離のわりに高低差のある山なので、
油断することなく万全の準備で挑みましょう。
- 難易度
感想コメント
翌日に自店舗で開催するミニ講座の下見を兼ねて
羊蹄山に登って来ました。
到着時、現地には濃霧注意報が発令されていて、
登山口から山の形は全く見えない状態。
しかし羊蹄山は標高差が大きいので、
この濃い雲の上に出れるだろうと希望を持って登山開始。
今回は一番傾斜が緩く、
初心者向けとされている真狩コースを選択。
理由は一番登った回数が少なかった事と、
南側なので雪解けが早い事が推測されるからです。
そうです。羊蹄山は例年だとまだ上部ではスキーが出来る程、
積雪が残っているんです。
三合目くらいまでは森の中を歩くイメージですが、
その後傾斜が上がって来ます。
とは言え直登はあまりなく、ひたすら九十九折のイメージです。
ずっとガスの中を歩いていたのですが、
6合目くらいで雲の上に出る事が出来ました。
雲海です。あまり期待してなかっただけに嬉しいですね。
御鉢に出ると少し風が強くなり、
反時計回りの岩場ルートを選んだのですが、
岩と岩の隙間からたまに吹く強風に
何度か飛ばされそうになりました。
山頂に着いた頃には風も少し弱まり、
晴れとまでは行きませんでしたが、
雲海に囲まれた幻想的に景色を見る事が出来ました。
下山時に少し雨に降られてしまいましたが、
トータルして期待を大きく超える山行になりました。
ミニ講座の準備としては十分ですね。
~お立ち寄りスポット~
まっかり温泉 入浴料600円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
ロンT(化繊)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
レインジャケット(ファイントラック:エバーブレスフォトン)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)
その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザー)
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール30)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(1.0ℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。