【絶景】クマネシリ岳~西クマネシリ岳 縦走登山
- 投稿者
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石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2024年09月30日 (月)~2024年09月30日 (月)
- メンバー
- GRサッポロ・・・イシワタ
好日山荘サッポロ・・・サイトウ
- 天候
- ☀
- コースタイム
- 【美里別本流登山口から周遊コース】
~登山口駐車場へのアクセス~
道道88号(本別留辺蘂線)から美里別本流林道に入り、ダート道を約10キロ進むと登山口駐車場です。
~コースタイム~
登山口⇒クマネシリ岳・・・約2時間
クマネシリ岳⇒西クマネシリ岳・・・約1時間40分
西クマネシリ岳⇒登山口・・・約2時間
- コース状況
- 国土地理院の地形図には下記2つの登山ルートが点線で記載されています。
①国道273号から三の沢林道を経て西クマネシリ岳へ至るルート
②道道88号から美里別本流林道を経てクマネシリ岳へ至るルート
しかし、最新の登山情報によると、①は林道封鎖の為アクセス困難になっていて、②で登っている方がほとんどです。
ナビを間違って①の三の沢林道に行ってしまうと、林道入口のゲートが封鎖されているので、とても混乱するでしょう。
さらにここは電波がまったく届かない地域です。
土地勘がないと②の登山口までどうやって行くのかまったくわからず途方に暮れ、いつ飛び出してくるかわからない巨大なエゾシカに怯えながら、あてずっぽうで電波が届きそうな街まで移動し、そこから再ナビゲーションするはめになり大幅なタイムロスにつながります。
※例えば早朝3時に札幌を出て高速で来たのに登山開始時刻が9時過ぎになるくらいにはロスします。
訪れる際は十分お気を付けください。
★登山道について★
標高差約600mの急な登りをこなすとクマネシリ岳~西クマネシリ岳間の稜線に出ます。
クマネシリ岳~西クマネシリ岳間の稜線歩きは、やや不明瞭でわかりづらいですが、要所要所にピンクテープが貼ってあるので助かりました。
稜線上は、ハイマツや笹が登山道を覆っている箇所が多いので、快適な稜線歩きは期待しないほうがいいでしょう。
また、浮石の多い岩場もあるので通過には注意が必要です。
西クマネシリ岳からの下山は、高度感のある岩場の通過が一番の核心です。
下山ルートへの分岐点にはピンクテープが貼ってあり、わかりやすかったです。
稜線上はとても展望が良く、日高山脈から十勝連峰、大雪山系、さらに雌阿寒岳まで見ることができました。
- 難易度
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感想コメント
獲得標高約1000メートル、距離約10キロという数字だけを見て完全に舐めていました。
すねやヒザを攻撃してくるハイマツや、顔に刺さってくる小枝との奮闘。
今にも崩れ落ちそうな岩場。
そして、360度の絶景!!
こんなに充実感のある登山になるとは思っていませんでした!
特に稜線からの絶景がすばらしい!!!
十勝やオプタテシケ、幌尻、ニペソツや石狩、そして大雪山系まで。
過去に登ったことのある山々が一同に集まって、まるでアベンジャーズのようでした!!!
クマネシリ岳、西クマネシリ岳、とてもオススメです!!!
登山後は
糠平や士幌の温泉地によるもよし、石北峠を超えて層雲峡温泉を目指すもよし。
タウシュベツ川橋梁や三国峠などのお立ち寄りスポットも良いですよ~
~服装や装備について~
■ウェア上
・速乾性Tシャツ
・長袖ジップシャツ
・キャップ
・帽子止め
■ウェア下
・トレッキングパンツ
・ソックス(サロモン)
■装備
・シューズ(ホカ「スピードゴート5」)
・バックパック35L
・クマ鈴
・水3リットル(プラティパス)
・ようかん
・救急セット
・ヘッドライト
・レインウェア上下
・ストック(ノーザンカントリー)
・防寒着
■その他
・虫よけスプレー
・熊スプレー
・行動食(菓子パン、おにぎり、ようかん)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。