絶景堪能…!登り納めは鈴鹿最北端「霊仙山」
- 投稿者
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大島
横浜西口店
- 日程
- 2025年12月19日 (金)~2025年12月19日 (金)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 快晴。山頂付近は風が強かった。
- コースタイム
- JR柏原駅(60)二本杉(30)緊急避難小屋(70)頂上避難小屋(15)霊仙山最高地点(10)霊仙山(15)頂上避難小屋(40)緊急避難小屋(20)二本杉(50)JR柏原駅 行動時間6時間35分(休憩込み)(標準コースタイム8時間)
- コース状況
- ・柏原駅 早朝は無人。IC対応が米原以西との継続利用は不可。駅に自販機あり。商店はなし。お昼ごろは駅近くノカフェでランチが可能。
・柏原駅〜二本杉
林道終点から沢沿いの道になり一部滑りやすい。
・二本杉〜緊急避難小屋
比較的明瞭で歩きやすい。植林帯がほとんどなのでクマのリスクは少ないと思う。
・緊急避難小屋〜山頂避難小屋
一部引き込まれそうな雰囲気のところがある。積雪などで不明瞭なときは注意が必要。日陰部分も多く凍結、残雪に注意。
・山頂避難小屋〜山頂
風を遮るものがなく吹きっさらしになるので防風防寒対策が必要。ガスに巻かれると進退窮まる可能性もあるので天候には要注意。
- 難易度
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感想コメント
◆今年も神戸に出たついでに普段は行かないエリアへ。
いつもならまだ山へ行けるタイミングがあるのですが今年は残りの休みにすべて予定が入っているので今回の登山が登り納め。そもそも、直前までは六甲大池地獄谷に沢歩きに行こうと思っていたのですが直近の記録を調べてみるとまぁボチボチと凍結していそう。浸からない沢とは言え、さすがに寒そう。と言うことで10年前に訪れて絶景を堪能した「霊仙山」を登ってきました。
前日は、彦根か米原で1泊とも思ったのですが京都あたりで1泊しても到着時間はほぼ一緒。(東京に比べると始発が1時間くらい遅いようで…)。京都市内で1泊しても柏原駅まで移動しました。
しかし…まさか京都市内から滋賀県内の移動なのに交通系ICが連携していないとは…電車で京都、大阪方面から行くときは注意が必要です!(下山してきたら駅員さんがいらしたので処理してもらいました。)
◆行くは柏原登山道。駅から登山で目指すピーク。
柏原駅からはまず3キロほど舗装路歩き。砂利道になり、山道へと変わりグイグイと標高を上げて駅から90分ほどで二本杉に到着するでしょう。ここからはほとんど尾根道になるので寒さも和らいできます。二本杉から30分ほどで緊急避難小屋に到着。コンテナタイプでボロボロですが風よけには使えるので休憩にちょうど良いでしょう。ここからは緩く上り下りしながら距離を稼いでいきます。
時々、霊仙山が顔を出し始めまだまだ距離があるように思えますが標高差はないのでグングンと近づいてきます。滑りやすい土の急登を20m程登る視界が開けて山頂避難小屋が目の前佇み、その背後には霊仙山がドッシリと鎮座しています。風が抜けて寒さを感じるので避難小屋へ入り、ジャケットを羽織り、補給をしたら「さぁ最高地点を踏もう!」ところどころ雪が残っていてザリザリと音を鳴らしながら歩きます。最高地点までは山頂避難小屋から15分ほどの近場。今畑からの尾根には登山者の姿が確認できその後ろに御池、藤原岳。西には琵琶湖。北は歩いてきた尾根と伊吹山。絶景。絶景かな。
◆たしかな満足。10年振りの絶景を堪能!
しばし最高地点でカルスト地形の絶景を楽しみ、山頂地点へ移動。こちらは琵琶湖との間に遮るものがなく琵琶湖西岸の山々が頭を白くしながら並ぶ姿が楽しめました。眼下にも広がるカルストの地形。関東では味わえない風景が新鮮も新鮮。いつまでもゆっくりしていたい。そう思えるような場所でした。
ですが、帰らなければ。後ろ髪を引かれながら下山を開始します。往路を戻るだけなのですが登りではなんてことのない場所も下りだと疲労も合わさり注意が必要になる場所も…!気を抜かず、安全に下山しました。
柏原駅に戻ると駅員さんがいらしたので朝、処理のできなかった交通系ICの処理をしてもらい名古屋経由で東京へと帰りました。いつもとは違うエリアで楽しむ登山。たまには馴染みの薄いエリアもいいものです。
今年もいろいろな山へ行きました。どれも良い思い出ですがとくに思い出深いのは、ゼロ富士、小金沢連嶺、そして今回の霊仙山…!来年は、どんな山歩きが楽しめるでしょうか!?
《今日の主な装備》
ローバー バルドGTX
カンプ アイスマスター(未使用)
カリマー クリーブ30
バーグハウス ケープラスジャケット(山頂付近)
マーモット ライトリップシャツ(常時、900m以下では袖まくり)
フォレストワードローブ サーマルトレッキングパンツ
ミズノ ブレスサーモインナーグローブ(朝、山頂付近)
テラノバ メリノウールショートネックゲイター(朝、山頂付近)
シナノ トレランポールNEO13.6
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















